月の道の大切な日々。

大切な毎日の足あと。

2017年03月

こんにちは。

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昨日ピラティスとダンスレッスンから帰る途中、娘としゃべっていてふと、このところ何が心にひっかかっていたのかわかりました。
そうしたら、もうひとつ、気になっていたことがあることが自然にわかってきました。
うまくつかめなかったのは、このふたつが絡まり合っていたからだったよう。
ひとつの結び目が緩んだ瞬間に、もうひとつもほどけてふわりふわりと浮上してきました。
このところ心の低空飛行でしたが、ひと安心。
見えないもの、わからないものが不安のかたまりになって大きく大きく雲をかけていたのが、あっという間にキレイになりました。
あーよかった。

穴の中でちぢこまる一週間でしたが、今日はもう金曜日。
ココロを開放して、元気な週末を迎えたいと思います。

みなさまもどうぞよい週末をお過ごしください。
 

こんにちは。

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海がない土地なので、山ばかり歩いています。
春の山って、実は小さな「紅葉」があって可愛いなあ~。

なぜか暗い思いが勝ってしまう日々ですが、それは俳句に託して。
今日も一日笑顔で。

こんにちは。

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少し低空飛行をしながら過ぎていく時間。
そんなこともあっていい。

今日も一日笑顔で。

こんにちは。

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昨日は思い切って髪をバッサリ。
見慣れない私が鏡にいます。
新しいことにちょこちょこと挑戦中。

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今日も一日笑顔で。
 

おはようございます。

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南海放送ラジオ「夏井いつきの一句一遊」。
今日は、兼題「芥菜」の金曜日選の句からふたつだけおさらいです。

引用は朧庵というこちらのページから。
聞き書き隊のみなさま、ありがとうございます。 


「◆芥菜や家督を捨てて仮住まい
      あねご」

こういう句もなかなかうまくできないものですよね。
軽やかに、対象に愛情をもって。


「◆源泉は百度芥菜青々と
      どかてぃ」

つい最近、いつだったかのブラタモリでも地獄蒸しのことをやっていました。 
とっても野菜が甘く、おいしそうだ~と思っていましたが、こんな風に俳句にまとめることもできるんですね。
自分で思いつくのはなかなか難しいけれど、それもきっとコツコツ続ければ、いつか。 
 

こんにちは。

昨日からサマータイムが始まり、時差7時間で日本を追いかけるドイツです。

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金曜日はお天気イマイチでしたが、時間の余裕があったので、再び歩きに行きました。
土曜日、日曜日は用事がつまっている週末でしたが、無事に終了。
また新たな気持ちで一週間を始めたいと思います。

今週も笑顔で。

おはようございます。

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南海放送ラジオ「夏井いつきの一句一遊」。
先週結果発表のあった「芥菜」もボツ~~。
まずは水曜日選の句からいくつかおさらい。

引用は朧庵というこちらのページから。
聞き書き隊のみなさま、ありがとうございます。 


「◆芥菜の花は憂いの黄に煙る
      香野さとみ」

確かに、この煙るっていうのが素敵♪


「◆芥菜の薹立ち始む入り日頃
      七草」

夕日、似合う! 


「◆ざっぷりと芥菜洗う小川かな
      ゆきえ」

洗う音もいいし、小川っていう光景そのものも素敵だし。


「◆芥菜をわしゃんわしゃんと洗いけり
      まどん」

わしゃんわしゃん!! 


「◆芥菜を押え押えて包みけり
      人日子」

芥菜じゃないけれど、似たような野菜で似たような経験があるなあ。
木箱をぐるっと回してあるビニールテープを外した瞬間、膨張する葉。
 

こんにちは。

用事を済ませがてら、久しぶりに横切ったある公園。
どこを見ても春の匂。

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ついつい、紫のじゅうたんって言いたくなる~~。
クロッカスもかわいいアクセント色に。

さ。
今日は金曜日。
しっかりと笑顔の一日にしよう。

みなさまもよい週末をお過ごしください。

おはようございます。

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夏井いつき先生が選者をされている俳句ポスト365の兼題「蕨狩」。
今日は天地の句から勝手に選んで自習です。

引用はすべて俳句ポスト365から。


「◆祟り神に触れ来し右手蕨狩
      耳目」

蕨狩の終わった後の手の感覚。感触。
それと、蕨狩のもつイメージとの交わり。


「◆蕨狩るちちははの船戻るまで
      Kかれん」

これは「ちちはは」というひらがなにやられました。


「◆蕨狩行つて還らぬ夢のはは
      くらげを」

これも最後の「はは」に。妣でもなく母でもなく。それは夢のははだから。
還らぬの還も素敵です。


「◆蕨狩迷いし人の籠重し
      蛾触」

これもたくさんの人が描きたかった光景ではないかと思いますが、素直な表現がいいなあと。
素直って、意外に難しいんですよね。いや、意外じゃないか。とっても難しい。


そしてこちらが天の句。

「◆磐座の紙垂は四枚蕨狩
      クラウド坂上」

私はこの句を読みながら、取り合わせということを考えていました。
取り合わせというのはすなわち、季語の力を信じることではないかと。
蕨狩という言葉がもっている世界は、蕨狩という言葉を発するだけですでに表現できている。
それを信じて、その季語の世界の片隅の揺れを描くというのが、よい取り合わせの句なのではないかと。
では、一物仕立てとは?
私なりの理解を進めるための楽しい勉強、継続中♪ 
 

こんにちは。

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いや~ 昨日はなんとも調子が出ませんでした。
なんだろうなあ。
心に雲がかかっている時は、何かがちょっとひっかかっていたりすることが多いのですが、昨日はそれもよくわからず。
しばらくじたばたとしてみましたが効果が出なかったので、今日はそういう日ってことだ、とあきらめて、最低必要なことだけをして過ごしました。

今日はがんばれよー、私。
一日笑顔で過ごしたい~ 
 

おはようございます。

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夏井いつき先生が選者をされている俳句ポスト365の兼題「蕨狩」。
今日はみなさんの人の句から勝手に選んで自習です。

引用はすべて俳句ポスト365から。


「◆龍の尾を踏まないやうに蕨狩る
      どかてい」

なんだか童話か昔話のワンシーンのよう。
他にもいくつか龍の句があったのですが、どうして蕨狩とこんなに相性がいいんでしょう。 
龍という存在があまり身近に感じられない環境?に育ったので、私には少しハードルが高いのですが、その分憧れる対象でもあります。


「◆左手の束を振り合う蕨狩
      あいむ李景」

楽しそう!
確かにみんな左手に束を抱えていますもんね。 
みんなと行ってもついつい孤独に熱中してしまうわらび狩り。たまに、おーい、どれだけとれたー?とか言い合いながら、あまり遠くに行かないように、みんなの居場所を確認しながら、楽しむんでしょうね。
こういう素直な句っていいなあと思います。


「◆蕨狩る錆びしリフトの真下にて
      ぐわ」

わらびを狩るところは、なんだか少し昭和の匂い。錆びたリフトも。何とか遊園とか、何とか山上遊園地、みたいな。


「◆蕨狩光のすぢの折れる音
      ことまと」

あのぽきぽき折れる音、特徴的ですよね。
私はこの句が一番春らしくて好きでした。


「◆真向かひに尖る甲斐駒蕨狩
      さぶり」

この辺りちょっとだけ親しみがあるのですが、甲斐駒ヶ岳って本当にかっこいい山なんですよね。
わらびがりの光景と季節にとってもよく合うと思います。


「◆蕨狩ひとりぼっちに慣れるため
      ぱむだ木下」

なんだろう、なんかいいなあ、この句。
笑ながら孤独な人に共感を覚えるからかなあ。 
こんなこと言う人いたら、好きになっちゃうなあ。


「◆蕨狩泳ぐがごとく手折る人
      ぽろたま」

蕨をとる光景に、「眼を先へ先へ送りて蕨採る 右城暮石」というのを歳時記で見て、なるほどなーと思ったのですが、こちらの句も同質のなるほどなーを感じました。
泳ぐようになんて思いつかなかったけれど、本当になるほど、だわ。


「◆化石より苦さうな土蕨狩
      安達」

確かにそうだ。化石は苦そうだ。
そしてわらびの生えている土も苦そうだ。
そして化石と蕨はなんだかとってもお友だち。 
 

こんにちは。

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この写真は先日のガシガシ歩きの時のものですが、昨日今日のドイツは雨模様。
ダンスの帰り道も暗い中、みみずがたくさん歩いてきてデンジャラス。
でも少し雨が降ったり曇り空の日があると、ちょっと休憩っていう気分になってキモチもほぐれます。

今日も一日笑顔で。

おはようございます。

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夏井いつき先生が選者をされている俳句ポスト365の兼題「蕨狩」。
人にふたつ選んでいただきました♪


○カルストの強風分かち蕨狩
○蕨狩終えうしかい座からの風

      月の道


そして初挑戦の回文。

○怒るGabiらは夫婦蕨狩るかい

鈴木牛後さんが回文をされているのを目にして(回文で地、というありえない結果を残された週より少しさかのぼった頃)、こんなすごい人がやっているんなら、まだまだ勉強の私がやらないのは大きな勘違いだろう、と始めてみました。
それが、なんとも難しいこと難しいこと。
と同時に、楽しいこと楽しいこと!
普通の俳句は、手でいくつもいくつも書いて提出するものへと絞っていますが、回文は携帯で作っています。お医者さんや電車の待ち時間など、あっという間に過ぎていきます。

これからもがんばろーっと。

こんにちは。
 
今週の平日日記は、一句一遊で撃沈の「春の匂」を気軽に使ってみよう~

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本当にポルシェ。

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昨日は友人Tの手伝いをしたはいいけれど、おいしいごはん、ケーキ、パンをごちそうになってすっかりおなかパンパンの一日。
数日節制しなくちゃいけないなあ。。。

今日も一日笑顔で。

おはようございます。

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南海放送ラジオ「夏井いつきの一句一遊」。
「春の匂」の金曜日の句から、勝手セレクション。

引用は朧庵というこちらのページから。
聞き書き隊のみなさま、ありがとうございます。 


「◆巡視艇春の匂を十ノット
      妹のりこ」

ノットっていう言葉の響きも春らしい。


「◆鯉跳ねて芹の葉ひかる春の匂
      もろり川」

なんだか上質の和の暮らしの春。


「◆カンカン石のまろき窪みや春匂う
      みいみ」

カンカン石って言ったとたんにちゃんと音が想像できるんですね。
まろきっていう言葉も、窪みっていう言葉も春らしい。


そしてこちらが天の句。

「◆春の匂豊かに孕む熱気球
      松田てぃ」

春だー 
豊かだー 
ひろびろとすがすがしい句に、キモチものんびり春気分になりました。
 

こんにちは。

先日歩きに出かけた時の Enz エンツ川の光景。

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中州には鴨の夫婦?お友だち?がくるまって、お昼寝中。

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週末は色々と用事を済ませていたら、あっという間に過ぎてしまいました。
でも土曜日の夜は親友Fと出かけ、たくさんしゃべっておいしいものを食べて、心のデトックス。

日本は今日もお休みなんでしょうか。
ぼたもちもたくさん食べるのかなあー。いいなー。
あんこ大好き♡

さ、そんな妄想はおいといて、今週も与えられたこの場所で、笑顔で。 

おはようございます。

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南海放送ラジオ「夏井いつきの一句一遊」。
先週結果発表のあった「春の匂」もボツ~~。

そりゃあ仕方ない。
まず、匂いじゃないんですもん!春の匂いって!月曜日にポメロ親父さんのコメントにげげげーと叫んだのは私です。

とはいっても、匂いだったとしても、やっぱり描写も少ないしなあ。
気持ちが強くなると、そういうことになりがちであることを再確認。
思い入れを一度切り、しっかりカメラのファインダーを覗く気持ちで作りたいと改めて思いました。

今日は水曜日の句から勝手セレクションの自習ですが、はっきりと春の光景とわかるものを中心に復習することにします。

引用は朧庵というこちらのページから。
聞き書き隊のみなさま、ありがとうございます。 


「◆枝枝に明らむ春の匂かな
      富山の露玉」

春の芽吹きを美しく。
一枝一枝がもえ出るような様子も、なるほどなあと思います。


「◆マカロンの並ぶ小箱や春匂う
      でらっくま」

うんうん、あのカラフルな感じが確かに春っぽい♪


「◆春の匂花麩の浮かぶすまし汁
      77才の爺や」

お花の形をしたお麩。確かに春を感じます。
おみそ汁ではダメですもんね。

 
「◆春の匂休み時間のリコーダー
      キラキラヒカル」

リコーダーという言葉の響きも春らしいし、音も春らしい。
休み時間に光が満ち溢れています。


「◆ミシン踏む春の匂の布散らし
      アリマノミコ」

きっと柔らかな日差しの入る部屋にミシンの音が響いているんでしょうね。 カタカタカタカタ・・・って。


「◆春の匂の水平線を越えて船
      紗蘭」

最後に名詞だけがぽつんと残る形、いつか使ってみたいなあと思うのですが、なかなか難しいものですね。
こんなふうにぽつんと見える光景にぴったりです。


「◆棚田ごと春の匂や鷺立てり
      クラウド坂上」

これはお便りコーナーの中で読まれたものですが、十分に水曜日以上の句かと思いました。
棚田ごとっていう始まりから素晴らしいなあ。
 


夏井いつき句集『伊月集 龍』(朝日出版社)。

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夏井先生の第一句集。
春が始まるような日に読むことができました。

色々な思いはありますが、まとめる力のなく。

少し引用だけさせていただきます。


○ 春愁の眼を水にひらきたる

○ 春の日の根のやうに触れあうてゐる

○ ひんやりとして囀の降りしきる

○ 桜貝ビスコの箱に入れてある

○ 柳の芽本屋に長居してをりぬ

○ 泉ほどさみしきものを知らざりき

○ あぢさゐのためのつめたき花瓶かな

○ 仏壇のまへで昼寝をしてゐたる

○ ががんぼの振り向くことのなかりけり

○ 月はいま濡れたる龍の匂ひせり

○ 龍の耳ぴくりとうごく四温かな

○ 八月の太陽濁りはじめたり

○ たつぷりと水ふくみたる月のぼる

○ 啄木鳥や空気の芯のまつすぐな

○ たかだかと冬蝶は日にくだけたり

○ 大年の夕日見にくる奴らなり

○ 西行の恋よみすすむ二日かな

○ 雪宿の救急箱のあるところ

○ 風強き日の水仙を切り束ね

○ 文机の端まで歩く冬の蠅

○ 曾祖母の鏡にうつる桜かな
 

こんにちは。

昨日は久しぶりに歩きに行きました。

最初っから道を間違えながら、こちらのお城へ。

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なんか変わってるなあと思ったら、そうだったそうだった、ここは現在刑務所。

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中はかなり広くて、いろいろな建物が。それも木組みの家だったりするのですが、しっかり鉄条網が巻かれていたり、で、まさに刑務所でした。

そこから森抜け、野を越えて。

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遠くに見えるのが先ほどの刑務所兼お城、うん? お城兼刑務所?ですが、これでもまだ3分の1か4分の1ぐらい。
とにかく歩きたかったので、この後も森、川などなど、ルートに沿ってガシガシ歩きました~。

私はまだまださっと十七音が出てこないので、その場で俳句は出来なかったけれど、いろんなものを見てきました。直近の句材も。

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最初の山では、迷ったおかげで、大きな野兎4匹(あ、正しくは4羽?)にも会えたし。
素早すぎて写真が撮れなかったのが残念。
それから、菜の花はなかったなー。
そろそろ黄色のじゅうたんが広がるはずなので、その前の蕾の状態が今年こそみられるんじゃないかと思ったんですが。
過去の写真と記憶からがんばろう。

さ。
ちょっと日射病気味の今日ですが、平日最後の一日。
しっかり笑顔で。

みなさまもどうぞよい週末をお過ごしください。 

おはようございます。

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南海放送ラジオ「夏井いつきの一句一遊」。
兼題「走」、金曜日の句から勝手セレクションの自習です。

引用は朧庵というこちらのページから。
聞き書き隊のみなさま、ありがとうございます。 


「◆チリ紙を買いに走りて春の星
      ちいち」

どこにも書いていないんだけれど、買いに走っているのはお父さんのような気がします。どうしてだろう?
私もまだまだ「ちり紙」と言っていました。懐かしい日々の風景が広がります。


「◆春日傘代走へ檄飛ばしけり
      石川焦点」

そっかー。春日傘ってこんな風に使えるんだ。ちょっと一歩ひいた、あまあまべたべたじゃないのがいいんだなあ。
確かに、いるいる、あるある、の光景です。


「◆玄関にアネモネ走り書き拾ふ
      立川六珈」

これはどうして、はいそうですか、で終わらないのでしょう。
ちょっと陰のある玄関っていうのがまずよくて、そこに色鮮やかなアネモネがきて、そしてそのアネモネとなぜかとても相性がいいように思う、走り書きが来ると。そしてそれを拾うのだと。
うーん、まだまだ難しいなあ、このゆるやかな結合。

そしてこちらが天の句。

「◆分水嶺二匹の龍の走る春
      中嶋浄土」

分水嶺!確かに私も大好きな言葉。それだけで嬉しくなります。
私にはこんな大胆な比喩は難しく、失敗必至。
どうやれば成功するのかはわかりませんが、漢字もどっしりしているから、後から出てくる龍も受け止められる、という要素もあるでしょうか。 

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