月の道の大切な日々。

大切な毎日の足あと。

2018年06月

参加者の皆様

第2回の低評価句勉強会をOPENさせました。
次のサイトから入り、ログイン後、第2回低評価句勉強会の箱をクリックして投句ください。

https://i3vi3.xsrv.jp/haiku/teihyouka/

投句締切は来週金曜日の深夜ですが、こちらのメッセージを見たらすぐ、まずはひとつ何か投句を。
そして問題があれば私まですぐにご連絡を。
投句内容は期間中いつでも編集できます。

今後できるだけ個別メール、個別メッセージの行き来をなくして簡素化していきたいと思っています。
スリムな運営にご協力をお願いいたします。

なお現在、新規参加の受付はしておりません。

ではみなさま、渾身の勘違い句、なんでこんなええのが低評価やっちゅうねん!という句を入力してください。

どうぞよろしくお願いいたします。

おはようございます。

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去年俳句ポストの兼題で格闘した夏越。明日かな?
あちこちに茅の輪が準備されているのかなあ。
あの時たくさん映像を見た茅の輪くぐり、形代流し・・・いつかゆっくり体験してみたいと思っています。

さて。
今朝ボケボケと寝ざめて、ベッドの中でメッセージを確認したら、句友のこのはる紗耶さんからLINE着信あり(そしてさきほど千葉のふぢこさんからのメッセージも確認っ!)。
一句一遊が天だったと知らせていただきました!!
ひょえぃっ 一気に目が覚めました~~

もし添削が入っていなければ、句はこちらです。

一句一遊 兼題「原」


◯原人の犬歯のちさし日雷


テレビ番組で原人の話をやっていたのが面白くて延々と見て、ちょこちょこと書きとめておいたものから生まれました。
そしてこの頃は、去年ボツになったNHK俳句の「遠雷」の復習をしていました。本物の雷もじゃんじゃん落ちてました。
言葉は自分の外にある。
自分は有限、言葉は無限。まさに、です。

紗耶さんによると、組長に褒めていただいているということなので、聞き書きが更新されたら追記させていただこうと思います。
組長、聞き書き隊の皆様、本当にありがとうございます♡

そんな中、今日は第2回低評価句勉強会の投句サイトをOPENさせる予定です。
参加ご予定の方、もう少ししたらご連絡しますので、しばらくお待ちくださいね。

そんなこんなの金曜日。
みなさまどうぞよい週末をお過ごしください♡

おはようございます。

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昨日はどうしてもエンジンがさっとかからず、午前中は怠け気味に過ごしました。
せっかくのお休みだし色々しなくちゃと思ったけど、体が動かないんだもん、しょうがない。

午後からはシュトゥットガルト俳句女子の会のみんなが家に来てくれて、わいわいと。
月のブレーンストーミングで、なんとか取り合わせの近さ、遠さみたいなものを私が理解したなりに(低評価句勉強会よ、ありがとう)話したりしたんだけど、うーん、私がこんななので、みなさんに伝わっているかどうか(>_<)
ごめんね。
もうちょっと勉強したら、還元するからっ!

写真は、そんなみんなと夏草体験の散歩に出かけた時に通りかかった庭の一枚です。

さーて。
今日はどんな日になるかな。
忘れがちな笑顔をしっかりとココロに持って。

※菖蒲華く(あやめはなさく)=七十二候のひとつ。夏至の次候。菖蒲はアヤメではなく、花ショウブのことだそう。
句は作れなかったけど、この前の候、夏至の初候は、乃草枯れる(なつかれくさかれる)でした。え?もう夏草枯れちゃうの?と思ったんですが、この乃草は夏枯草、ウツボグサの古名だそうです。
(参考文献:おかのきんや、根本浩著『猫と暮らす七十二候』(二見書房))

えーっとウツボグサと言いますと・・・ ←無知

おお、これですか!!
はいはいはいはい、これならありますあります。
ドイツにもあります。
もう枯れたかどうか、今度道端を注意して見てみます!!

それにしても、今日の5分即吟の最後の三音。
これはないわな。
推敲できたらあとでします。。。

おはようございます。

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それにしても雨が降らない。
寒くなければ、しとしと雨は好きなんだけどなー。
キャンドルつけて温かいもの飲んで、外は雨で。とってもリラックスできる時間なんだけど。

さて。今日は少しでもやり残したことを片づける日にしたいな。
がんばろー

こんばんは。

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ドタバタしているうちに日本は日付が変わってしまったあああああ
でも、低評価句勉強会も無事にテイクオフできて、ほっとしました。
これからは繰り返しになるから、少しずつ負荷も減るかな。

さて。
なんとか俳句ポストの夏草は出したので、次は・・・ 月。つき。月。つき。
その後は・・・ ぶと!かちわり!
ほんで、俳句甲子園応援句!
どれもあかんーーー(*´з`)

また明日っ!

お待たせしました。まずはゆっくりと衝撃を味わいましょう。私を含め。
https://i3vi3.xsrv.jp/haiku/teihyouka/
コメントだけのお時間を取ってくださった3人の方(お名前はここでは伏せます。参加者の方々、どなたかわかりますか?)に改めて感謝。
今後のことにつきましては、一度それぞれのご意向を伺いたく、メッセージを差し上げます。
俳句ポストにご参加の方は、この結果が明日締切の夏草に活かされますように!

こんにちは。

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今週のシュトゥットガルトは、こ~んないい天気で始まりました。
風が吹くとまだ少し肌寒いのですが、これから再びどんどん暑くなる予報なのかな?
私は寒いのが苦手なので、もっともっとこの季節を楽しまなければ!
とはいえ、アクティブに動くのは現状ちょっと疲れてしまうので、家にいる時間も窓を開け放ってできるだけ外の空気と触れていられたらいいなと思っています。

先週の俳句ポスト365の結果出てましたー。

人選
◯一色が欠けたかに故郷の虹は

ぽろっと出てきた欠片でした。
ありがとうございます。

ただいま低評価句勉強会コメントつけ、絶賛締切直前。
まだコメント0句の方が2~3名おられます。忘れる前に急いで登録を。
登録に問題がありましたら、早めにDMかメールをお願いします!
時差&仕事etcの関係でなかなか素早いリアクションができません。ご理解とご協力をお願い致します~

そんなこんなの今週。
一週間、どうぞよろしくお願いいたします♡

teihyoukapng

【第1回低評価句勉強会参加各位】

お待たせしました。
投句一覧が出ましたので、選評(コメント)を登録してください。
https://i3vi3.xsrv.jp/haiku/teihyouka/ 


++++ おすすめの選評登録方法+++++

①青いボタンの「選評を登録する」をクリック

②記入欄の下、送信ボタンの右隣にあるグレーの「選評入力ヘルパー」をクリック

③コメントしたい句を選び、選評を記入(最大80字。簡潔に!)、右下の「選評欄に入力」を押すと入力内容が反映されます

④他の句にも引き続きコメントを入力したい場合には、上記の②と③を繰り返してください。選評が追加されていきます。

⑤選評を確定するには、青い「送信」ボタンを押してください。
←ココ大事!!これをしないと選評が登録されません。
操作に慣れないうちは、細切れの送信をお勧めします。

登録した選評は、画面の一番下に表示されていきます。
期間内であればいつでも簡単に変更ができます。薄いグリーンの枠内にある説明に従って変更を行ってください。

選評入力について何か問題があればお知らせください。
+++++++++++++++

自句のどこが悪かったかを予想するという形で、自身の句へのコメントも一興です。
皆さんからいただく評とのギャップが明らかになった時、より悶えることができます。
他の方々の句への問題点指摘がどうしてもできないという方は、自句へのコメントで「最低一句コメント」という条件をクリアしていただいてもかまいません。

やっぱり全く時間なかった~~~コメントをひとつもできなかった~~~という方は、残念ですが今回の結果一覧の閲覧権を外させていただきます。2週間後には再び投句ですので、ぜひ参加してください!

では選評締切は火曜日お昼ごろまでです。
結果一覧は、水曜日早朝までには必ず出したいと思います。
(だって俳句ポストの締切だもん。泥縄推敲したいもん)←ココ大事!!

どうぞよろしくお願いいたします。

おはようございます。

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今朝起き上がろうとしたら、体中が痛い・・・
なんとか目をこじ開けようとするんだけれど、なかなか開かない・・・
疲れはじわじわたまります。
今日はお仕事はお休みなので、家族が出かけている間は少しゆっくりしたいと思います。
あーでも普段手をつけられない家事はどうするんだあああああ

という低レベルな話で今週の平日日記は終わりです。
みなさまどうぞよい週末をお過ごしください♡

おはようございます。

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今日は2017年8月放送分の「秋祭」、入選の句を自習です。


「◆秋祭あずきあふれるお赤飯
      小池浩美」

The 幸せの実りの秋。おいしそうだなあ。
組長:ア音の韻も豊か。
そうか。そういう効果もちゃんとあるんだなあ。ムダに韻踏んでもしょうがないよな。
それにしてもおいしそうだなああああ。


「◆秋祭村長選は三月後
      西村小市」

後=あと。
どうなんだろ。仲良くしてるだろうか。村長選の三か月前。意外にしたたかな戦いが水面下にあったりして。
うんうん。私にはムリそうだが、俳諧味。


「◆秋祭河原に山羊を捌きをり
      迎 原夫」

佳作の句にも、鶏をしめる光景とかありましたけれど、ここは山羊。
それも捌くのが河原という場所のチョイスによって、なんともいえない季節感を肌で感じることができるような気がします。


「◆鉦ひとつ遅れる吾子や秋祭
      風更紗」

鉦=かね。
鉦っていうのが、あのちょっと情けなさそうな音でいいな。
そもそも鉦に注目できるのがいい。
もっともっとディテールを。クローズアップで観察しなきゃ。


「◆朝五時のほら貝湖へ秋祭
      葦 たかし」

湖=うみ。
これからはじまるぞーという期待感とか、昂揚感とか、神聖な感じとか。ほら貝の音が効果的。
「朝五時」とか「朝四時」って(はっきり言って文字数も)使いやすいけれど、これぐらい必然性がないとだめですね。


「◆秋祭杉の秀群の雫かな
      植村 弘」

秀群=ほむら。秀でた美しい群れとの解釈。
杉があるということは、神社か。そうかそうか。なるほど。私は何を見てるんだかなあまったく。


三席はこちら。

「◆幟四本辛うじて秋祭
      上門善和」

幟=のぼり。
組長:七五五のリズムが、「辛うじて」という状況と気持ちに寄り添う。
うん?おお。そうか。プレバトで組長が読みあげている風に読んでみるんだな。最初の七のあとで少し間を置いた感じで、あとは一気に読むんだな。
うーん。それはこの気持ちと寄り添うのだろうか・・・
私にはちょっとまだわかりません(´;ω;`)


二席はこちら。

「◆擂り鉢のやうな町鳴る秋祭
      田中冬生」

面白いな。まるですり鉢そのものが音を発しているような。
バードビューでもいいけど、底にいて、おなかに鳴り響く音を感じながら空を見上げていててもいいなあ。


そして一席はこちら。

「◆獣道の糞豊かなり秋祭
      堀越ゆう子」

糞はタブーじゃないもんね。私もうんち句作ったもんね。
でもな。このレベルだとやっぱりなんか格調高い。
すなわち、道は長い。
・・・楽しんでいこうっ╭( ・ㅂ・)و 


こんにちは。

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今、当地で満開なのが菩提樹の花。
甘い香りの風にくらくらするほどです。
大きな大きな木が多いので、うまく写真はとれませんが、花が開くととてもキュートなんです。

さーて。今日はこれからまだまだお楽しみがあるんです。
ちょっと眠って備えよう('ω')ノ


teihyoukapng


先日お知らせした(リンクはこちら)低評価句勉強会。
第1回の締め切りは日本時間明日金曜日の深夜です。

参加したいと思っていらっしゃる方、参加表明したのに私から連絡がないという方、ご一報ください。
以前に野良古さん句会システムを使ったことがある方も、あらためてのアカウント・パスワードが必要です。

参加者も充実、また指摘だけしてくださる方も、自分でお願いしておきながら何なんですが、驚愕の充実ぶり(゚ロ゚ノ)ノ
初級、中級、上級に対応できますっ!
独学の方はぜひこの機会を逃さずに!

ただし、こちらは問題点だけを(簡潔に)指摘するだけの会です。
没句をほめてもらったり、なぐさめてもらったりする場ではありません。
いいところは多々あろうけれど、それを台無しにする自分の悪い癖を見つけ、少しでも打率をあげよう!いい句を作ろう!という会です。
・・・という趣旨にご賛同いただけるかたのご参加、お待ちしております!

おはようございます。

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今日と明日は、2017年8月放送分のNHK俳句「秋祭」の復習です。

私は引き続きボツ中~。この次の虫時雨は佳作復活、だったかな。
で、秋祭の没句はこちら。

×秋祭七色に沸く紙垂の空

なないろ。しで。です。
この七色。テキストの添削に似たような表現がありました!

ある方の原句:秋祭響き渡るや笛太鼓 というのに対して、組長が
添削例句:七色に響く太鼓や在祭

視覚だけじゃなくて、聴覚(ここでは太鼓)の描写として七色と表現すれば、ホラ、詩が発生する訳です。
なるほどなああああああ
というわけで、別に私の句を添削していただいたわけではないのですが、ある意味満足~♪という気持ちで、佳作の中から勝手セレクションの自習へ参ります。


「◆秋祭お巡りさんは忙しい
      珠桜女あすか」

なんか衝撃のシンプルさにやられた。


「◆自治会のわたあめいびつ秋祭
      北川春子」

「自治会」を見つけだし、「わたあめ」で具体化。


「◆自販機のおつりじゃんじゃか秋祭
      野口沙魚」

何が出てくるんだろ。ポッカとかかな。
小銭じゃらじゃら系でふたつ、詠みたい一瞬の景があるんだけど、実現するのはいつだろう・・・


「◆秋祭胸ふっくらと飴の鳩
      岡部信幸」

そこのあなた!想像しましたね!今別のこと想像しましたね!
は、おいといて。
大学に行って、札幌のお祭りで初めて見た実演の飴細工。感動しました~。あの裁縫の小さな鋏みたいなやつでちょきちょきして、ぐにょーんとのばして。みるみるうちに形が出来上がっていって。鳩もあったかもしれないなあ。
こういう愛しいモノたち、やっぱり大切にしないといけないなあ。素敵な句にできるといいなあ。


「◆初恋の漢笛吹く秋祭
      田谷 徹」

昔の同級生や先輩に会うというのも、確かに秋祭の要素ですねえ。甘酸っぱいなあ。
漢っていう漢字、私はきっと使わないだろうけれど、こうくるとなかなかグッときます。


「◆飛び交ふは下の名ばかり秋祭
      須坂大寒」

これは赤ちゃんの時からみんな知ってる、という村のあるあるなんだろうな。
そういう視点って全然考えなかったな。いかんいかん。


「◆一島をはみだしてをり祭笛
      岩水ひとみ」

ああ、そんなことあるなあって。
ああいう時の喧騒は、静かな夜の中で意外に遠くまで聞こえるもの。
あまりにも実感を伴って再現されたので、なんだか切なくなっちゃいました。


「◆柩出る秋の祭の裏通り
      菊池義春」

そういう賑やかなお祭りの影にはこんな光景もあるに違いない。
少し涼しく、少し寂しい秋のお祭りだからこそ。


注:勝手セレクションは、本当に、本当に勝手な、あくまで私の自習のためのセレクション。
作る時に苦労してモノにならなかった発想へのヒントをいただけるもの、全く発想のはじっこにも浮かばなかったもの、ああこういう言い方があるのか、などなどなどなど、勉強させていただいております。ありがとうございます!

こんにちは。

20180619_042929 - Kopie-vert

ごそごそごそごそやっていたら、またまたこんな時間にブログの更新。
というか、出勤前の朝の更新はもう無理そう(^^;
やり残した家事やらいろんな連絡をバタバタすませて出かけています。
でも前倒しで睡眠は短くしないと決めたんだ!
気をつけていても病気になる時はなるものだと実感しているけれど、でも積極的に病気になりにいく必要もないですもんね。

写真は夜明けの様子。
明日は夏至ですね。
よい一日になるといいな。

さ。でもドイツはまだ午後4時。
今日残っている時間を、しっかり一歩ずつ。

ではまた明日♡

おはようございます。

20180618_160050_Yuyake


今日は2017年8月放送分の「夕焼」(選:高柳克弘先生)、入選の句を自習です。


「◆大夕焼見届け見切りつけし國
      青萄」

高柳先生の指摘通り、切実な感じがひしひし伝わりますね。
これが「大」夕焼の季語の力なんだろうな。


「◆新宿をテトリスにして大夕焼
      枝白紙」

確かに!
~を~にして、の形も注目。
そして、「新宿をテトリスにする大夕焼」だとダイナミックさが消える。なるほどねえええええ


「◆パンプスの夕焼に追はれ保育園
      天字智英」

高柳先生は必ず、ストレートにがんばっている女性の句が一句入選する気がするんだけど、気のせいか(笑)
素直に句にするっちゅうのもきっと訓練よね。うんうん。
で、この、パンプス「の」の「の」はどういう機能なのかな・・・
パンプスの夕焼? パンプスが追われ?
句意からするとパンプスが追われているんだろうな。
そうすると最後の「保育園」がポチンと独立するんだよね。追われて到達する場所ってことか。
そうすると(しつこい)「パンプスや夕焼に追はれ保育園」だとどうなんだろう。
パンプスにすんごく注目しちゃうから、パンプス履いてがんばったんだなあとか、パンプス痛いのかなあとか想像して、それもまた一興かと思うんだけど、ダメなのかな。
そうすると少し女性そのものの像が薄くなるか。あ、というか、そういう女性を描写してるんじゃなくて、パンプスを履いているのは自分で、その自分が追われている気がする。
そっちの方がよくないか?そういうことじゃないのか?あかんのか?
ああわからん。


「◆触るものみな夕焼の匂ひかな
      城内幸江」

ああそんな気がするなあ。と思って解説をみたら「この場合の『匂ひ』は、微細な気配のこと。」ですって!
そうなんだ!!
ああ、春の匂とか、そういうのの匂いと一緒?
うわあ、そんな風には読んでこなかったなあ。そうかあ。。


「◆定年や瀬戸の夕焼撮り放題
      横田正人」

私、これが句会に出たら絶対採れないと思う。
飄々とした感じがいいんだな。
瀬戸もポイント、と高柳先生。


「◆夕焼雲祖母のシチューはいりこ出汁
      松山帖句」

懐かしい感じだけどベタベタにならないのは、やっぱり「いりこ出汁」。
やっぱり身の回りのひとつひとつのものを大切にしなくては。


三席はこちら。

「◆台湾茶旅の夕焼奔放に
      甚田和幸」

「奔放に」まで言っちゃったらいけないのかなあと思ったら、この奔放で、夕焼だけではなく旅先の作者の奔放な気持ちまで言いあらわしているとのこと。なるほど。
そして、テーブルの上の台湾茶から一気に大夕焼へと開ける展開が鮮やかとのこと。なるほどなるほど。自分でやろうとすると失敗するけど(T_T) 練習あるのみ~♪


二席はこちら。

「◆大夕焼スマホにをさめ妻見舞ふ
      羽貝昌夫」

優しい句ですね。
技巧的な句もいいけど、こういう気持ちがにじみ出た句もいいものだわあ。


そして一席はこちら。

「◆夕焼を海に押しやる星一つ
      金城珠里」

ほえー。これはいいな。これはいいな。好きだな。
「押しやる」という動詞を間に、重力感が逆転しているところも詩の要素なんだろうな。
うんうんこれは、たからもの句だけを書き写している一句一遊天ノートにおさめよう♡

こんにちは。

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お天気がいいと、ちょっとだけでも、道の向こう側に行くだけでもいいから、寄り道したくなりますね。
それにしてもこれはいったい何の木なんだろうなあ。

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お花とお豆みたいな感じの実が同時についているんだけど。
ふーむ。

さーて。こちらは現在午後14時。
まだまだ後半戦がんばらなくては。
ではまた明日♡

おはようございます。

20180618_160050_Yuyake

俳句の自習復習。
今進行中の発表にはまだまだ追いつかないけど、諦めずに続けるぞー。
今日と明日は、2017年8月放送分のNHK俳句「夕焼」(選:高柳克弘先生)の復習です。

とその前に。
この「夕焼」そして組長「秋祭」の入選句・佳作句が載っている2017年10月号には、今井聖先生選の「踊」の結果も載っています。
私は出していないのでこの場で復習はしませんが、次の次の回の俳句ポストの兼題が「踊」。
7月号までの兼題解説、8月号の解説、そして10月号の結果にしっかり目を通して望みたいと思います!
もしこの号をお持ちでない方はおっしゃってくださいね~

でもまずは夕焼。
私のボツ句を句帳で確認。覚えてない時点でアウト。

×がけ真下ケルトの村へ大夕焼

あちゃ。
これ、ケルトの村ががけの下にあるように読めちゃうじゃん。
がけ「の」真下にあるケルトの村、じゃなくて、がけ「が」真下にあるケルトの村。
・・・ってそんなんわからんって!

実際はこんな感じの村が

IMG_8263-vert

こんな夕焼になっているイメージ。

IMG_8058-vert

写真はどちらもスペインのサンティアゴ・デ・コンポステッラ近郊。
丸い石組みのケルトの村の遺跡の方の名前は忘れちゃったけど、ふたつめは「ここに地終わり海始まる」のロカ岬。海は大西洋です。

なんてどうでもいいですね。はい。

やっぱり句意不明が一番の致命傷かな。
そもそもスタートラインにも立てていない感。
句帳の前後(締切の時間軸でまとめてある)を見ても、どの兼題も迷走。NHK、この頃没が続いていたことも納得だわ。
ま、1年前の句だし~~ 今はもうちょっとマシになっている、いや復習によってマシになっていくはずだと信じて、みなさんの句を張り切って見ていこうと思います。
今日は佳作の中から勝手セレクションの自習です。


「◆日本海すっぽんぽんの夕焼かな
      三泊みなと」

佳作のページを開いて最初にとびこんでくるのがこの句。
インパクトあるし、これだけでどんな景かよくわかるーー


「◆夕焼と暮らす三畳一間かな
      佐東亜阿介」

そうですよねえ。夕焼といえばやっぱり畳のすり切れた感じのね。
三畳じゃないけど、四畳半とかの思い出がたくさんあって句にしたいんだけど、なかなかうまくいかなくて。でも諦めないで作って、残していこう~


「◆夕焼を煮込んだ部屋の痴話喧嘩
      椿貴」

「煮込む」がミソですね。なるほどなるほど。
それにね、西日が暑いとイライラするんですよ。だからくだらない喧嘩もしちゃう。
「痴話」が煮込んだ夕焼に合います。


「◆夕焼けて半合の粥炊き上がり
      篠原幸子」

「半合」の「粥」というのが、絶妙にその生活状況を言いあらわしています。
もっともっとこだわって観察しないといけないな。


「◆夕焼の端を崩して鶏ガパオ
      内藤羊皐」

下五の結末にびっくり。
こういうのはどうやったら、どこまでが成功するんだろうか??
鶏ガパオが異国の匂い。それもポイントかな。旅行中のイメージになるのかな。


「◆ふたりほど殺めてさうな大夕焼
      藤井祐喜」

確かに怖いかも。季語もこの場合は「大」夕焼じゃないとダメですね。


「◆わが町のグランドキャニオン夕焼す
      井手浩堂」

夕焼の時には、なんでもすごいドラマチックに見えるんですよね。
それに「わが町のグランドキャニオン」っていう措辞がぴったり。


「◆夕焼をぬりたくられてゐてひとり
      かるかるか」

これも、さっきの殺人しててもおかしくなさそうな夕焼に通じるものがありますね。
こういう感覚は、今言われればおおそうだそうだと思うけれど、まったく思いつかなかったな。
最後の「ひとり」の実景がまた、視点と感覚をギュッと凝縮するようで、とってもよいなあ。


「◆夕焼けが俺より先に部屋に居た
      川鍋政通」

おお。おお。そうだね。そうだね。そういう捉え方もあるわあ。


「◆運勢は11位の日の夕焼かな
      西 康一郎」

あんまりいいことなかったのかな、この日は。
世界が破滅しちゃうほどの不幸じゃないけど、日常起こりうることで下から二番目ぐらいの不運。
そんな気持ちを受け止める最後の「かな」なんだな。うんうん。


「◆大鯰釣って夕焼滴らす
      東野 了」

大鯰の色も、釣った人の笑顔もありありと。
「夕焼滴らす」。


「◆海跨ぐ橋脚高し大夕焼
      瀬 正子」

海を跨いで、高くて、大夕焼。バランスがいいなあ。
大好きな明石海峡大橋を思い出しちゃった。また行けるかなー。


「◆夕焼や菜箸にぎり太極拳
      高橋紀美子」

なんかめっちゃ可愛いんですけど(*゚∀゚*)


注:勝手セレクションは、本当に、本当に勝手な、あくまで私の自習のためのセレクション。
作る時に苦労してモノにならなかった発想へのヒントをいただけるもの、全く発想のはじっこにも浮かばなかったもの、ああこういう言い方があるのか、などなどなどなど、勉強させていただいております。ありがとうございます!

おはようございます。

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ここ南西ドイツ、シュトゥットガルトの月曜日はこんな空から始まりました。
今はもう少し雲が増えてきました。
気温もひんやりしているので、まるで秋の朝のようです。

今週はどんな週になるかなー。
落ち着いた毎日を過ごせるように、心がけていきたいと思います。

一週間どうぞよろしくお願いいたします♡


※梅子黄なり(うめのみきなり)= 七十二候のひとつ。芒種の末候

★★★★★
ひとりで俳句と格闘している方。ボツになったり、評価が悪いけど、どこが一番悪かったかどうもよくわからんという方。一緒に勉強しませんか~
名付けて「低評価句勉強会」。できるだけ負担にならない方法で隔週開催予定。今週金曜日が最初の締切。急げ!!
上級者ボランティアも同時募集中♡
詳細はこちらをご覧ください:
http://taisetsunahibi.blog.jp/archives/24527695.html


こんにちは。突然ですが、こんなお知らせです。

teihyoukapng


えーっと、読みにくいので、こちらがテキストです。参加ご希望の方はご連絡ください♪


低評価句勉強会へのお誘い
俳句を楽しんでいるとたくさん闇に葬られてゆく没句、評価のよくなかった句。
そんな句にこそ今後の上達のヒントが隠れているはず。でも、一体どこが問題だったのかいまいちよくわからない。
・・・そんな経験をされている方、一緒に勉強しませんか?
何人か集まればもしかするとその中の誰かが問題点を指摘してくれるかもしれません! 
というわけで、初心者大歓迎! 私も基礎や指導なく適当に作っている初心者です。
そして、上級者の方も、問題点指摘のみのボランティアとしてぜひご参加いただければありがたく存じます♪   
月の道

概要
①「投句」 = 自分の低評価句投稿
隔週金曜日の深夜までに、自分の低評価句を右のサイトに登録。ひとり一句まで。どこに出した句でもOK。上級者問題点指摘ボランティアは投句しなくても可
②「選句」 = 他者句にコメント
投句が揃ったら全投句一覧を表示します。問題点に気づいた句があればポイントを簡潔に記入。句会ではないので「選句」といえど選はなし。ひとり一句以上、何句でもコメントしてください。ただしできるだけ簡潔に、一文、一行で。鑑賞不可不要。締切は火曜日お昼。
③「結果」 = コメント一覧表示
コメント一覧を水曜日早朝までに参加者に表示。


参加
この勉強会は
https://i3vi3.xsrv.jp/haiku/teihyouka/
というサイト上で行います。
    powered by nolimbre (野良古) san

参加はどんな方でもできますが、パスワードが必要です。参加したい!とか、しゃーねーなー参加してやってもいいぜ!という方は、下記いずれかの方法で月の道までご連絡ください。上記サイトのリンクとパスワードをお送りいたします。

 ・Twitter、LINE、InstagramなどのDM
 ・teihyoukaku@yahoo.co.jpへメール


勉強会のルール
① こちらは没句・低評価句勉強会です。指摘を元に推敲し直して提出する可能性もあるため、勉強会で目にする他者の句をブログやTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSにて公開・引用することを禁じます。ルール違反を見つけたら遠慮せずにすぐに知らせてください。即刻退場いただきます。
② 問題点指摘は愛をもち、節度をもち、かつ率直に。ほめる必要も、けなす必要もありません。簡潔に。
③ どこに投句したものであれ、選者、選に対する批判、あるいは批判ではなくコメントであっても禁止です。

おはようございます。

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先日街の中心広場にて。
左に座っている男性はよくここでチェスの対戦相手を募っている方。
ちょうど昼休みなのかな?いくばくか(100円~200円程度だと思います)を箱に入れて、若い男性が挑んでいました。
通りがかりの人たちが時々足をとめて、勝負の様子を見守っています。
ドイツもずいぶん変化してしまったけれど、まだまだこういう光景に出会うことができて、ああいいなあと思います。
日本だったら、家の前に将棋や碁を持ち出して、楽しみながら夕涼みかな?
そんな生活がまだ残っている街はあるのかなあ。

もう本当にあっという間に金曜日になってしまいました。
ああもう少ししっかりしないと。
ストレスかかると笑顔の量も少なくなりがち。いかんいかん。
ここらでしっかり立ち止まって、積極的にニコニコしていこ~っ(*'▽')

みなさまどうぞよい週末をお過ごしくださいね♡

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