月の道の大切な日々。

大切な毎日の足あと。

2019年06月

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またまた時間が空いてしまった!!

まつやま俳句ポスト365
の兼題「胡桃」。今日は天地の句の自習です。

引用はすべて俳句ポスト365から。
運営のみなさま、本当にありがとうございます!


「◆胡桃割るべくとつかかり探す嘴
      一阿蘇鷲二」

うーむ。これが散文でないというポイントはどこ。


「◆人形の吐物となして割る胡桃
      星埜黴円」

くるみ割り人形も、こう作れば季語の力が弱まらないんだな!


「◆耳に当てて胡桃これまた耳のやう
      井上じろ」

胡桃を何かに見立てるというのは、これまでの有名句でもあったし、人選の句にもあったと思うのだけれど、意外に耳はないかも。
リフレインも気持ちいい。


「◆胡桃選る指輪入れるによき胡桃
      倉木はじめ」

リフレインと言えばこちらも。なるほどーと思いました。
そしてちょうどそんな大きさだし、素材も素敵だなあ。
そしてこの句で一番ほおーと思ったのが「選る」。える、か、よる。
二音や三音の季語の時は、残りの三音や二音をどうするかってめちゃくちゃ悩むわけですが、これぐらい的確な動詞を見つけるようにしたいな。


「◆避難所に胡桃の匂ふ灯りかな
      ぎんやんま」

避難所は思いつかなかったなあ。山深い土地での災害か。
たくさん胡桃が生えているところの胡桃って、トルコの人たちにとってのすいかの種のような存在なんだなと思ったら、すーっと味わえました。


「◆マクベスの原文こつん胡桃割る
      Mコスモ」

マクベスじゃないといかんのかと言えばそうではないんだろうけど、ウイスキーのイメージかな。
個人的に原文に萌えなくて困る。。。


「◆胡桃二〇キロ抱えて同志ポチョムキン
      ウェンズデー正人」

また!難しいわ、正人さんてば!
でも、みんな一粒とか、木になってる胡桃、とかの発想が多い中、20kgの胡桃ってとこはすごいなと。


「◆あの頃は家族でしたね胡桃割る
      おんちゃん。」

胡桃はうまく割らないとボロボロになっちゃうから、そんな感慨にもすっと馴染むのでしょうか。


「◆わたくしが月にならうと胡桃言ふ
      薄荷光」

素敵なつぶやき。透明感。言い回し、文字もそれにぴったりです。
月に見立てるっていうことそのものをおとぎ話のように。


「◆火球飛ぶ夜を掌中に鳴る胡桃
      めいおう星」

火球とはどの惑星よりも明るい流星のことだそう。まさに小さな火の玉のような。
それを大きな景として提示して、てのひらに実感を持ってくる。
遠近感に加えて、どれだけ身体感覚に直接訴えかけられるかというのも気をつけていきたいところ。


そして天の句はこちら。

「◆リスの割る胡桃のなんときれいなこと
      中岡秀次」

まあなんて優しい!
最後の字余りもこれはやさしいなあ。
胡桃がきれいって言ってるんだけれど、余韻があるからりすもきれいだって言っているみたい。
素敵です。


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 『夏井いつきの365日季語手帖』の季語で一日一句の即吟、ドイツの花歳時記
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 生活の様子、句友の方々とのコミュニケーションなど

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俳句ポスト兼題「罌粟坊主」、2句人選を頂いていました。

 
人選

 海からび人ほろび罌粟坊主の星

 月が罌粟坊主の頭ひっぱった

   月の道


この時は投句期間が長かったのもあるし、色々考え込んだ気分の句を作った期間でもあったのですが、結局は最後に投句したものを選んでいただけました。
私も一番好きな2句でした。

で、なんとなく、なんとなく、そうか、うんうん、という気になっております。
選句が組長の指導。
組長のメッセージ受け取れたかな?

っていつも思って、またわからなくなるんですけど~~(゚∀゚)
これからも自分のペースでぽくぽく歩いていきたいと思います。

ありがとうございました♡


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一句一遊の兼題「焼酎」、水曜日選を頂いていました(放送は木曜日に水曜日の残りとして)♪

水曜日選

 夫逃げた食卓せいせい芋焼酎

   月の道


聞き書き(聞き書き隊の皆様、いつもありがとうございます)によると、組長笑ってくれたかな?
だと嬉しいな~~


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参加者各位

低評価句勉強会のコメント一覧が出ております。ご確認ください。

https://teihyoukaku.nolimbre.com/

コメントだけ私からお願いしております、Kさん、Mさん、今回もお忙しいところありがとうございました。
今回は定員に達したため、私自身は投句しておりませんが、コメントはやってみました。大外れの予感・・・皆様のコメントとの差異から学ばせていただきます。

時限爆弾式掲示板もアクセスできます。

https://9221.teacup.com/teihyoukaku/bbs/

パスワードは総評のところに記入しましたので、ご確認ください。
低評価句勉強会は各回の参加者が違い、参加の回だけ句が確認できるという方針ですので、こちらの掲示板も閲覧、書き込みは次の回が始まるまでとなります。
次の回が始まったら適当なタイミングですべて消去、またパスワードを変更いたしますので、ご理解をお願いいたします。
こちらの掲示板への参加は自由です。これまで通りあっさりさっぱりやっていきたいという方は、それを尊重させていただきます!


次回の勉強会、ただいまから参加を受け付けます。
スケジュールは下記の通りです。

ご希望の方は、teihyoukakuアットマークyahoo.co.jpまでご連絡お願いいたします。
これまで参加した方も、毎回その都度の参加表明が必要ですので、よろしくお願いいたします。

またこの勉強会はどなたでも参加できます。アカウントを発行いたしますので、上記メールアドレスへご連絡ください。
ただしいずれの場合も、各回への参加はメールの到着順、定員になり次第締め切りますのでご了承ください。

また参加を表明された方は、スケジュール順守にご協力をお願いいたします。

7月2日(火)ごろ 投句開始
7月5日(金)深夜投句締切
7月6日(土)~8日(月)コメント期間
7月9日(火)お昼コメント締切、一覧発表

よろしくお願いいたします。

月の道

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参加者各位

第24回低評価句勉強会、句一覧に切り替えました。

https://teihyoukaku.nolimbre.com/

参加の方は火曜日お昼までに、ひとり最低一句につき、ここが低評価の原因ではないかと思う点を、コメントとして入力してください。
なお、総評の入力も可能です。

こちらの勉強会のルールも、改めてご一読ください。

① こちらは没句・低評価句勉強会です。指摘を元に推敲し直して提出する可能性もあるため、勉強会で目にする他者の句をブログやTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSにて公開・引用することを禁じます。ルール違反を見つけたら遠慮せずにすぐに知らせてください。即刻退場いただきます。

② 問題点指摘は愛をもち、節度をもち、かつ率直に。ほめる必要も、けなす必要もありません。簡潔に。

③ どこに投句したものであれ、選者、選に対する批判、あるいは批判ではなくコメントであっても禁止です。


「夏雲システム」は非常に使いやすくなっていますが、ご質問、問題がある方は、早め早めに teihyoukakuアットマークyahoo.co.jp までご連絡をお願いいたします。

よろしくお願いします。

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俳句ポストの発表週=低評価句勉強会の投句週。
ただいまより第24回低評価句勉強会を始めます。

既に参加登録されている方は、

https://teihyoukaku.nolimbre.com/

にて投句をお願いいたします。

参加ご希望の方は
 teihyoukakuアットマークyahoo.co.jp
までご連絡ください。

投句締切は今週金曜日、今週末が選評です。

サイト画面右上のマイページにてメールアドレスをご登録いただきますと、会の進行に合わせてお知らせメールが届きます。どうぞご活用いただき、投句、コメントそれぞれの締切順守にご協力ください。


スケジュール
6月21日(金)深夜投句締切
6月22日(土)~24日(月)コメント期間
6月25日(火)お昼コメント締切、一覧発表


この夏雲システムは、野良古さんが本業に平行して開発してくださっているものです。
低評価句勉強会も、このシステムなしには企画すらできず、現在の頻度での開催も不可能です。
ぜひこちらのページから寄付をお願いいたします!

https://natsugumo.nolimbre.com/2019/01/blog-post_15.html


投句についての注意点
・投句は、既に提出し、評価の決定した句をお願いします。
・どこへ出したものでもOK、何年前のものでもどの季節でもOKです。

わからないことがありましたら、メールにてご連絡ください。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

月の道


今日のシュトゥットガルト階段巡りはこちら。

01

Liststaffel リスト階段です。
写真を撮り忘れましたが、結構大きめの Marienplatz マリーエン広場というところから南斜面へ登る階段です。

02

新緑がとても気持ちよく。

03

おや。

04

勝手に持ってってくださいの箱です。

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この頃あちこちで見かけます。
私も捨てるにはしのびないけれど、わざわざフリーマーケットへ出店したりする体力も気力もないので、こうやって不要物を出すことがあります。
でもこのまま放置すると、ゴミ箱代わりにされてしまうし、天気のよい日を選んで一両日以内には片づけるようにしています。
ついでに脱線しますが、衣類は教会の脇に設置されているコンテナに寄付します。子供の洋服などまだまだ着られるものを、本当に必要としている人に届けるにはこれが一番と思っています。

さ、先へ参ります。

06

例によって短い階段ですが、傾斜は結構あります。

07

最後のワンブロック。

08

のぼりきって出たのはこちら。

09

踏切があります。

10

市電です。ちょうど下りてくるところでした。

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この市電には山側にこんな車両が連結されています。

12

自転車を固定して運ぶものです。この路線は車内がかなり狭いので持って入ることができないのです(普通の市電や地下鉄はラッシュを除いて自転車を乗せてよい)。

先ほどのぼってきたマリーエン広場へ下っていきます。

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その後の線路を見てください。

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歯車式~

15

それだけ傾斜がきついということです。
今回は行きませんでしたが、この Zacke ツァッケという愛称で呼ばれる市電からはなかなかよい景色が楽しめます。
乗って上まで行って、ぶらぶら歩いてくるとか、よいものです。

市電を見送って、そこから伸びる Liststraße リスト通りをちょっとだけ歩いてみます。

16

ちょっとお洒落な住宅街になっていまして、生活に密着したお店などが点在、その合間にはフリーランスの若者たちのシェアオフィスみたいなものが隠れていたりします。
これはそういうオフィスの共同スペース。楽しそうですね。

18

床もさりげなくよい雰囲気だと思いませんか。第二次世界大戦の爆撃を生き延びた建物が残っているのもこの地区の特徴で、それが今の世代に受けているんだと思います。

こちらも素敵ですね。

19

外にも休憩スペース。

20

建物もデザインの面白いものが見つかります。

21

私は詳しくありませんが、Jugendstil アールデコ様式でしょうか。

22

ここはカッコイイ50代半ばかな?の女性が自分でミシンを踏んで色々な布物を作って売っている店。生地やリボンなどもお洒落なものが手に入ります。

23

近くには素敵なカフェもありますので、のんびり散歩して、ちょっとプレゼントを買って、お茶を飲んで、に最適な地区(Lehenviertel レーエン地区といいます)です。

24

今回の地図はこちら。

25

北から南へのぼって、ブルーの線の市電10番に出会って、東へぷらぷらしました。

次はまた全く性格の違う階段を訪れます。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました♡



月の道の
 シュトゥットガルト階段巡り ~これまでの履歴

001番 Else-Kienle-Staffel エルゼ・キーンレ階段
002番 St. Nikolaus ザンクト・ニコラウス教会へ続く階段(正式名称なし)
003番 Oskar-Schindler-Weg オスカー・シンドラー通りの階段
004番 Mozartplatz モーツァルト広場への階段(正式名称なし)

005番 Mozartplatz Heusteigstraße ホイシュタイク通りから下りる階段(正式名称なし)
006番 Hirschbuckentreppe ヒルシュ・ブッケル階段
007番 Liststaffel リスト階段←この記事


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まつやま俳句ポスト365
の兼題「胡桃」。
今日は人の句から勝手セレクションの自習です。

引用はすべて俳句ポスト365から。
運営のみなさま、本当にありがとうございます!


「◆さめざめと胡桃の中の港町
      Y雨日」

さめざめと、が全体にかかる構成。
胡桃は私でも知っている「胡桃割る胡桃の中に使はぬ部屋/鷹羽狩行」という句があり、中に何かがあるという発想は私は怖くて敢えて避けました。
だって、それをやるならY雨日さんのこれぐらいいかないと。。。


「◆人形の眠る朝やひめくるみ
      どかてい」

胡桃の種類に姫胡桃とか鬼胡桃とか。それの使い分けもよく知らないと、いや知っててもやり過ぎたり、やらなさ過ぎたり。
この人形との接点、人形の活かし方、季語の活かし方、そして全体の空気感の設定。学びたい。


「◆長兄は峡より出でず胡桃の実
      葦たかし」

長兄!素晴らしい。そう言ってましたよね。胡桃の季語年齢(私の造語)にもぴったり。そしてきっとこの語り手はそんな峡を出た弟。本家を守る兄と、都会へ出た弟。長兄というだけで世界が広がります。
なんでもかんでも「義」とつけるこの頃の言い方。本当に嫌なんです。義母とか義父、義理のお母さん、義理のお父さんとか、外から噂話として言う時には使ったかもしれないけど、当事者が言うのを子供の頃聞いたことはありませんでした。ましてや義実家って!なんじゃそりゃ。
わかっています、みんなが使っていること。今は普通の言葉だとわかっています。
でも私は嫌だ。たとえ組長も使うとしても(笑)、嫌だ。私はゼッタイ使わない。ちっぽけな美意識が許さない。
じゃあどういっていたのか?
主人の母、です。もし主人が嫌なら夫の母。あるいは地名をつけて、川崎の母とか。あるいは(主に)女性の場合には旧姓があるので、林の母とか。
みんな、やめよーよー 義、なんて言葉使うの。
・・・すんません、脱線しました。
長兄という言葉の素晴らしさについ(^^;


「◆爪切りで胡桃割らんとしてひとり
      油揚げ匠己」

なんと寂しい。実際につめ切りで開けてみようとしたんでしょうか。その時に淋しくて、ひとり、を感じたのかもしれないなあ。


「◆落胡桃湿った森が靴に付く
      シュリ」

私は秋の晴天のイメージで作りましたが、確かに森だと湿っています。
森がくっつくというフレーズが素敵。


「◆巡業のプロレス来たり胡桃落つ
      せり坊」

クラスの男の子たちがプロレスに熱狂していたのを思い出します。
今でもこんな「巡業」があるのかどうかわかりませんが、言葉そのものが古臭いというか。演歌的というか。それがこの季語の年齢感にぴったりです。


「◆こめかみのかすかな疼き胡桃鳴る
      ちゃうりん」

胡桃を脳に見立てるというのはどうもよくあるようですが、ここはほんのりと頭蓋骨を想像させるというか、その辺がよいなあと。
最後の「鳴る」というのは、難しいなあ。鳴らした方がいいのか。。


「◆胡桃から靴音がするやうな昼
      ローストビーフ」

からからころころという感じなのかな。
何故かすごく実感がある。あの胡桃の殻の質感なのかな。


「◆土偶の目まるし胡桃の殻かたし
      西川由野」

土偶、似合ううううう
それだけではなくて、ちゃんと土偶のディテールを描写されていて。
土偶の目みたいな、みたいなベタベタなくっつき方じゃなくて、殻かたし。ふむーーーっ


「◆森のみどりより胡桃うみおとさるる
      緑の手」

私は秋の青空から落ちてくる胡桃を思いましたが、確かに森にある胡桃の木ならばみどり、まだ一面のみどりから生まれおちてくるように思えるだろうなあと。


「◆「金槌か子りす貸します」胡桃売
      としなり」

なんと!可愛い!
音合わせだったかもしれないけど、子りすというピンポイントがまたいい。ちょこんと並んでんのかなー、かなづちと子リス。


「◆流域に黄金の噂胡桃撫づ
      ウェンズデー正人」

これもなんか時代がかっているところが胡桃らしい。
この下五の押さえ方!


「◆裏庭のくるみぽろぽろ七回忌
      ぐ」

いや、泣いてるとは言ってない。でもぽろぽろで涙のような、いや涙はもう出なくて、乾いてて、涼しくて、でもどこかから何かが、ああ胡桃が落ちてくるような。
これぐらいの緩い結合がいいなあああああ


「◆胡桃わる錆びた夕日があわただし
      ぼたんぴ」

錆びた、そして、あわただし、というのがなんか不思議な魅力。


「◆オーバーオールに指なすりつつ胡桃食う
      小泉岩魚」

ここでオーバーオールが出てくるか!
ウィスキーとかはある程度想定内なんですよね、やっぱり。その分、手でさわれそうな実感という点で少し薄い気がする。ありがちな、かっこいい場面を想定したような。
でもオーバーオールとくると、野良仕事から帰ってきたような、いや、まだ野良仕事の途中かな、落ちてた胡桃を食べている、なんなら外国の農夫ぐらいな感じで、土の匂いとかまでしてきそうな気がする。


「◆鬼胡桃雲は下から日に染まる
      北村崇雄」

私も同じこと観察したことあるんです。夕焼の時は下だけ赤くなってる。
それを私は夕焼に結び付けるかなーとメモしておいたんですが、そうか、空と取り合わせるのによさそうな季語の方が断然景が広がりますね。なるほどー


「◆徘徊といふ帰路たわわなる胡桃
      靫草子」

これ、帰路というのが何気ないけど、意味が深いですね。
この方はホームなどに入られていて、そこから徘徊しているのだけれど、それは自分の元の家へ行く、あるいは行こうとする、そんな道なんじゃないでしょうか。
老いていく人。これまでと同じように変わらぬ、胡桃のたわわなる実り。


注:勝手セレクションは、本当に、本当に勝手な、あくまで私の自習のためのセレクション。
作る時に苦労してモノにならなかった発想へのヒントをいただけるもの、全く発想のはじっこにも浮かばなかったもの、ああこういう言い方があるのか、などなどなどなど、勉強させていただいております。ありがとうございます!



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わーい♪

 
小川軽舟先生選 入選

 はつなつのひかうき雲や海近く

   月の道


下五、悩みに悩み、推敲しまくり、もうどれがいいのかわからなくなり、一晩おいて変えて、また寝て起きてやっぱり違うと新たに考えて、を繰り返したのが報われましたぁ~~( ;∀;)

で。
歴史的仮名遣い。
私は現代仮名で出していたのをわざわざ直して入選させてくださったのです。

これは本当に、やっぱり歴史的仮名遣いに戻した方がよいのだなあ。。。
私はどちらも好きで、同時にどちらも気になるところがあって、迷っていて。
一度クズウジュンイチさんに指摘していただいたこともずーーっと気になっていて。

皆さまからのご指導に感謝し、これを機会に歴史的仮名遣いに戻したいと思います。

これからもコツコツがんばりますので、どうぞよろしくお願いします♡


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参加者各位

低評価句勉強会のコメント一覧が出ております。ご確認ください。
(表示は縦書き機能もあります。サイト右上のマイページから設定してください。)

https://teihyoukaku.nolimbre.com/

コメントだけ私からお願いしております、Kさん、Mさん、今回もお忙しいところありがとうございました!
またシュトゥットガルト俳句女子の会から2名、新規に参加しております~~

新規といえば、一覧発表後に色々とコメントしたり質問したりする場が欲しいという声が多く、掲示板を開設しました。

https://9221.teacup.com/teihyoukaku/bbs/

パスワードは総評のところに記入しましたので、ご確認ください。
低評価句勉強会は各回の参加者が違い、参加の回だけ句が確認できるという方針ですので、こちらの掲示板も閲覧、書き込みは次の回が始まるまでとなります。
次の回が始まったら適当なタイミングですべて消去、またパスワードを変更いたしますので、ご理解をお願いいたします。
(試運転)と名づけましたようにとりあえずスタートしてみて、続けていくか考えたいと思います。
あ、もちろん、こちらの掲示板への参加は自由です。これまで通りあっさりさっぱりやっていきたいという方は、それを尊重させていただきます!

で、ここからはいつも通りのアナウンス。

次回の勉強会、ただいまから参加を受け付けます。
スケジュールは下記の通りです。

ご希望の方は、teihyoukakuアットマークyahoo.co.jpまでご連絡お願いいたします。
これまで参加した方も、毎回その都度の参加表明が必要ですので、よろしくお願いいたします。

またこの勉強会はどなたでも参加できます。アカウントを発行いたしますので、上記メールアドレスへご連絡ください。
ただしいずれの場合も、各回への参加はメールの到着順、定員になり次第締め切りますのでご了承ください。

また参加を表明された方は、スケジュール順守にご協力をお願いいたします。

6月18日(火)ごろ 投句開始
6月21日(金)深夜投句締切
6月22日(土)~24日(月)コメント期間
6月25日(火)お昼コメント締切、一覧発表

よろしくお願いいたします。

月の道

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参加者各位

第23回低評価句勉強会、句一覧に切り替えました。

https://teihyoukaku.nolimbre.com/

参加の方は火曜日お昼までに、ひとり最低一句につき、ここが低評価の原因ではないかと思う点を、コメントとして入力してください。
なお、総評の入力も可能です。

こちらの勉強会のルールも、改めてご一読ください。

① こちらは没句・低評価句勉強会です。指摘を元に推敲し直して提出する可能性もあるため、勉強会で目にする他者の句をブログやTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSにて公開・引用することを禁じます。ルール違反を見つけたら遠慮せずにすぐに知らせてください。即刻退場いただきます。

② 問題点指摘は愛をもち、節度をもち、かつ率直に。ほめる必要も、けなす必要もありません。簡潔に。

③ どこに投句したものであれ、選者、選に対する批判、あるいは批判ではなくコメントであっても禁止です。


「夏雲システム」は非常に使いやすくなっていますが、ご質問、問題がある方は、早め早めに teihyoukakuアットマークyahoo.co.jp までご連絡をお願いいたします。

よろしくお願いします。

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今日からはまつやま俳句ポスト365、兼題「胡桃」の復習です。
まずは私の句。


人選

   馬は嘶く空は胡桃を落とす

      月の道


シュトゥットガルト俳句女子の会の豚ごりらさんが見つけてくれた胡桃の木。
そのそばに馬がいたのです。
助かりました~~

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ありがとうございました♡


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俳句ポスト兼題「蟇」、人選を頂きました。

 
人選

 死に近づく我を浪江の蟇にせよ

   月の道


我で選んでもらえた!
思いの強い句で選んでもらえた!

ありがとうございました♡

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さてさて気ままに続けます、シュトゥットガルト階段巡り。
というか階段、どこにでもあってよく通ることになるので、あとは記事にするだけ。
今回も用事の途中偶然通りかかった階段です。

01

その用事というのはこちら。ヘーゲルの生家。今はヘーゲルの博物館になっています。

02

なんでそんなところに用事があったかというと、こちら。

03

つい先ほどUPした記事に書きましたように、俳句のお題が「ながし」という梅雨のじめっとした風。それでなぜかピンとつながったのが、この帽子で。でも実際に見たことがなかったので、スキマ時間を利用して見てきたのです。
で、この博物館、とても小さいのですが私にとっては意外に興味深くて結局長居してしまい、やばい、帰らなきゃと歩き始めたら、これのそばを通ったんです。

04

これまで百万回は見たかと思う階段なんですが、う、これも私の定義する階段っちゃあ階段だな。公道と公道を結んでいるのだから。全然綺麗でも可愛くもないから気にもしてないし、ましてや写真なんか撮るわけはないけど、きちんと記録しておかねば。

05

っていうか、写真も撮ってみるもんですねえ。家に帰ってPCで開いたら、この階段に名前がついてました。知らんかった。
シュトゥットガルトで有名な「Staffel」とか「Stäffele」とかいう道特有の名前ではなく、建物に付属したりする普通の階段「Treppe」という単語ではありますが、わたし的定義にはちゃんと合うので見逃すわけにはまいりません。

で、急いでいたのですが、とりあえず下ります。

06

振り返るとこんな感じ。こうしてみると意外に悪くない。

07

もちろん自転車・ベビーカー用レーンもあります。

08

下りてきました。にょきっと立っているのは、この辺りは地下鉄も走っているしその通風孔かな。

09

そういえばこの北にもうひとつ似たような階段がある。それも思い出したのですが、今回は時間切れ。
またの機会にして戻ってきました。

地図はこちら。

11

Eberhardstraße エーバーハルト通り(きっと昔はここが城壁になってたんじゃないかな?そんな形です。違ったらすみません)から Hirschstraße ヒルシュ通りへ向けて下りる高低差に作られている階段です。

ということで、今回はあまりにもそっけない階段巡りでしたので、その時に買って帰ったおまけの菓子パンの写真をどうぞ。プディング味のフィリング、大好物です。

10


最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました♡



月の道の
 シュトゥットガルト階段巡り ~これまでの履歴

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002番 St. Nikolaus ザンクト・ニコラウス教会へ続く階段(正式名称なし)
003番 Oskar-Schindler-Weg オスカー・シンドラー通りの階段
004番 Mozartplatz モーツァルト広場への階段(正式名称なし)

005番 Mozartplatz Heusteigstraße ホイシュタイク通りから下りる階段(正式名称なし)
006番 Hirschbuckentreppe ヒルシュ・ブッケル階段←この記事


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一句一遊の兼題「ながし」、火曜日選を頂きました♪


火曜日選

 ヘーゲルのビロード帽やながし南風

   月の道


タイトルのこの写真がその帽子。

組長コメントは「シュトゥットガルトになるとこんな句材もあるんですね」(聞き書き隊の皆様、いつもありがとうございます)。

投句時の組長へのお便りは「シュトゥットガルトにはヘーゲルの生まれた家があり、今はヘーゲル博物館になっています。20年近く住みながら今まで通り過ぎるだけでしたが、このお題を見て、あ!ヘーゲルのあの帽子!と勝手にシナプスがつながり、実際に見てきました。
なんと言ったらいいんだろ。大昔のちょうちんブルマー、あのぶわんと膨らんだあれを想像してください。それが頭に乗っかっていると思ってください。で、その生地はビロード。色は深緑。
・・・なんとなくながしの空気感ではないでしょうか。。。(^^;」

え?違う?
組長がこれを読んでくすっとでも笑ってくれたんだったら嬉しいんだけどな~~
ありがとうございました♡

こちらがヘーゲル博物館です。

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ええっ もう!? ・・・という声が聞こえてきそうではありますが、俳句ポストの発表週ということは低評価句勉強会の投句週です。

ということで、ただいまより第23回低評価句勉強会を始めます。

既に参加登録されている方は、

https://teihyoukaku.nolimbre.com/

にて投句をお願いいたします。

参加ご希望の方は
 teihyoukakuアットマークyahoo.co.jp
までご連絡ください。

投句締切は今週金曜日、今週末が選評です。
マイページにてメールアドレスをご登録いただきますと、会の進行に合わせてお知らせメールが届きます。どうぞご活用いただき、投句、コメントそれぞれの締切順守にご協力ください。


スケジュール
6月7日(金)深夜投句締切
6月8日(土)~10日(月)コメント期間
6月11日(火)お昼コメント締切、一覧発表


この夏雲システムは、野良古さんが本業に平行して開発してくださっているものです。
低評価句勉強会も、このシステムなしには企画すらできず、現在の頻度での開催も不可能です。
ぜひこちらのページから寄付をお願いいたします!

https://ntgm.gitbook.io/docs/nooi


投句についての注意点
・投句は、既に提出し、評価の決定した句をお願いします。
・どこへ出したものでもOK、何年前のものでもどの季節でもOKです。

わからないことがありましたら、メールにてご連絡ください。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

月の道


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