月の道の大切な日々。

大切な毎日の足あと。

カテゴリ: おさんぽ

さーてさてさて、気ままな更新、シュトゥットガルト階段巡り。

前回はEnzstraße エンツ通りの石造りの家並みで終わっておりました。
その道をそのまま進みます。

01

ちょっと毛並みの違う家もあります。これはこれで綺麗ですが、私の好みは前回の石造りの家の方が。

02

この撮影をしたのは6月の初め(ほぼ2ヶ月まとめずに放置。。。)だったのですが、とにかく暑くて暑くて、小さな公園の木陰が嬉しい。

03

公園は小さくとも大きな木があるっていうのが素晴らしいです。全然涼しさが違う。

04

ふたまたにわかれるところまで来ました。こんな辻に井戸があるのは、この集落が独立した村だった証拠のような気がします。
そういう意味で左の道は非常にそれっぽい細い道だったのですが、次の階段は右の道を進んだところ。急な坂道を下りてまた登って戻ってくる体力もなく、今回はやめておきました。

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道に面した井戸は使用されていませんでしたが(枯れているのかどうかは不明)、ちょうど裏手には新しく作った泉がありました。

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小さな公園になっていて、後ろの家がまたこれドイツっぽいですなあ。

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そこに建っていた石を持つ人の彫像の由来が書いてありました。
ミュンスター(こちら側)と隣のミュールハウゼンの間で行われた賭け。ミュンスターの修道士が、修道院にあった約10ツェントナー(この頃の換算だと500kgぐらいかな?)の石を持ってお隣の領地へ入り、堪え切れなくなって置いたところまでを境界とするというものだったそう。この賭けの結果、隣のミュールハウゼンの170モルゲン分(いやこれまた基準が地方と時代によって違うんだな。。。いつからの言い伝えか書いてないから換算できん)の土地がミュンスターに属することになったんだとか。

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などという看板を見ながら、右折いたします。

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ちょうどここにはプロテスタントの教会が立っていたそうですが、第二次世界大戦で壊れ、終戦の年には塔も崩壊し、現在は別の場所に移ったそうです。
そんな看板を見ながら進みます。この奥に階段があるはずです。

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ありました。

11

おお。結構急ですね。やっぱり。

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下りていきます~。

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右利きの人しか手すりが掴めない仕様。

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あっという間に下りてきました。

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結構いい感じ。

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下りたところは運動場になっています。

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地域のクラブのホームグラウンドのようですね。

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左側は貸農園というか、貸庭。Kleingarten あるいは Schrebergarten と言います。

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一区画だけ借りて、小屋を立てて、何かを植えたり、くつろぐ場所を作ったりします。

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この頃はちょうどさくらんぼの赤ちゃんがなっている頃でした。

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こちらを後にして、しばらくすると国道に出てきました。
さらに歩いて渡れるところで渡って、遊歩道へ。

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ちょうど一駅分歩いてきた感じです。

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さらに進みます。

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すると道の脇にこんな階段が出てくるので下りてみます。

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そうです~~ ネッカー川~ 葡萄畑~~

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あちら側はすべて葡萄畑です。

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とにかく暑そう!

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あちら側を散歩したり、サイクリングしている方もいましたが、私はいっぺんに熱中症になりそうです。

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こんな露頭もありました。

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上半身裸のおっちゃんも陽気に過ぎていきました。

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この遊歩道沿いにもたくさんさくらんぼが。

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さっきのさくらんぼは人んちの庭だからダメだけど、こっちはいいんだな。
でもまだ小さい。
で、きっとそういうのは虫がうじゃうじゃおったりするので、やめときます。

にわとこの花も満開のよい季節でした♡

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今回の地図はこちら。

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上に丸をしたのが最後の露頭ですね。地図記号は今のぼらんとする朝日みたいな感じらしい。日本はどうなのかな?がけの線を描いたのしか見たことないんですが。
その手前の、小さな縦線が葡萄畑の記号ですね。
やっぱり川の抉り取る側、砂が堆積しない急斜面側が葡萄畑に使われることが多いみたい。

ということで、なんと2ヶ月かかってやっとまとめた記事。
最後まで読んでくださいまして、心より感謝♡


月の道の
 シュトゥットガルト階段巡り ~これまでの履歴

001番 Else-Kienle-Staffel エルゼ・キーンレ階段
002番 St. Nikolaus ザンクト・ニコラウス教会へ続く階段(正式名称なし)
003番 Oskar-Schindler-Weg オスカー・シンドラー通りの階段
004番 Mozartplatz モーツァルト広場への階段(正式名称なし)

005番 Mozartplatz Heusteigstraße ホイシュタイク通りから下りる階段(正式名称なし)
006番 Hirschbuckentreppe ヒルシュ・ブッケル階段
007番 Liststaffel リスト階段
008番 Münster Viadukt ミュンスター高架橋そばの階段
009番 Münster Sportplatz ミュンスター運動場そばの階段←この記事


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 『夏井いつきの365日季語手帖』の季語で一日一句の即吟、ドイツの花歳時記
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 生活の様子、句友の方々とのコミュニケーションなど

こんなペースじゃ、永久帰国までに間に合わないかもしれないけど、ぼちぼちいきます、シュトゥットガルト階段巡り。

今日はこんな駅からスタートです。

01

線路を跨いで建っているのは、発電所です。
下りた駅名はこちら。

02

Münster Viadukt ミュンスター(というシュトゥットガルトにある地区)高架橋。です。
その駅から高架橋の上へ階段が伸びています。

03

街の東側(北側もそうですが)はネッカー川が流れていて、古くから産業が栄えたのでしょうね。それだけになかなかに下町で、こんなグラフィティーというか落書きがたくさんあります。
でもそんな階段も、生きている街、生活の街のひとこまです。ということで、今日はこの階段を上ります。

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振り返ると降りた駅。

05

さらに上ります。

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こんな階段ですが、緑がしげしげーとしていてよいものです。

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手すり!急に素材変更のなぜ。

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充実した自然な感じを出したいということか。

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上り切るとだーれも座ってない展望台。

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平日の真っ昼間で暑かったというのもあるんだけれど、見える景色も正直イマイチか。

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とはいえ、向こうの方に見えているのは葡萄畑です。このことは次の回に。
さて、肝心の高架橋。

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むむむ。ドイツも長くなり落書きには慣れたけど、こういうのは困る。ただ汚いだけだし。こういうのを含め、許せないことを目の前でやってたりすると、私は文句を言う。そのうち逆上されて刺されるかも、とは思うけど、みんなこんなちっこいアジア人が本気で怒ることに一瞬ポカンとするのできっと大丈夫。
という話はさておき、この時は犯人はそばにいないので、ひとりでぷりぷりしながら解読を試みる。
もともとは19世紀末にヴィルヘルムII世が建設したもので、19・・・ちくしょー見えねえ! ということでWikiのお世話になると、1984年に新しいものに架け替えられたとのこと。
あら、意外に最近まで古いのが残ってたんだねえ。

14

きっとこれがその遺構。なかなか趣があってよろしい。
で、今はこんな感じ。

15

鉄道の橋か。あーそっかそっか、ここからの景色見たことあるな。
向こうに行けそうなのでいってみます。

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・・・行き止まりでした。やっぱりね。
ということで、引き返します。

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なんかこれはこれで味がある。
私はこういうのも好きです。

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金網の隙間からカメラだけを出して撮ってみましたが、ね、結構素敵。
本当ならこのまま歩いて行けるんですね。でもできないので、ふたたび橋をくぐり直して戻ってきました。

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すぐそばには古そうな会社があり、あちらへ道が伸びているので行ってみます。Enzstraße エンツ通りです。

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意外によろしい。

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この建物も会社が入っているようでした。

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発電所の煙突もなんかナイス。

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その隣。

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あらーん、いいじゃない。

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正直、こんな建物があの駅から上ったところにあるとは思いませんでした。
でも考えてみたら、ミュンスターというのはきっと以前は独立した村で、それがシュトゥットガルトに組み込まれていったんだろうから、少し前の面影を残していても不思議はないのだよなー。

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普通の家も、この特徴的な石造り。

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ここまで揃っていると、もしかすると、これはトラバーチンという石かも。
このすぐ近くに、ちょうど先ほどの高架橋の向こう側に、昔トラバーチンを伐り出していたところがあるのです。
今は公園になっていてそこも今回行きたかったのですが、ちょっと行けず。いつか別の階段を訪れる時に一緒に見て、本当にこんな石なのか確かめてきたいと思います。

今回の地図はこちら。

29


次回はこのEnzstraße をもう少し先まで行ってからネッカー川へ下りることにします。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました♡



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 シュトゥットガルト階段巡り ~これまでの履歴

001番 Else-Kienle-Staffel エルゼ・キーンレ階段
002番 St. Nikolaus ザンクト・ニコラウス教会へ続く階段(正式名称なし)
003番 Oskar-Schindler-Weg オスカー・シンドラー通りの階段
004番 Mozartplatz モーツァルト広場への階段(正式名称なし)

005番 Mozartplatz Heusteigstraße ホイシュタイク通りから下りる階段(正式名称なし)
006番 Hirschbuckentreppe ヒルシュ・ブッケル階段
007番 Liststaffel リスト階段
008番 Münster Viadukt ミュンスター高架橋そばの階段←この記事



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今日のシュトゥットガルト階段巡りはこちら。

01

Liststaffel リスト階段です。
写真を撮り忘れましたが、結構大きめの Marienplatz マリーエン広場というところから南斜面へ登る階段です。

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新緑がとても気持ちよく。

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おや。

04

勝手に持ってってくださいの箱です。

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この頃あちこちで見かけます。
私も捨てるにはしのびないけれど、わざわざフリーマーケットへ出店したりする体力も気力もないので、こうやって不要物を出すことがあります。
でもこのまま放置すると、ゴミ箱代わりにされてしまうし、天気のよい日を選んで一両日以内には片づけるようにしています。
ついでに脱線しますが、衣類は教会の脇に設置されているコンテナに寄付します。子供の洋服などまだまだ着られるものを、本当に必要としている人に届けるにはこれが一番と思っています。

さ、先へ参ります。

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例によって短い階段ですが、傾斜は結構あります。

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最後のワンブロック。

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のぼりきって出たのはこちら。

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踏切があります。

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市電です。ちょうど下りてくるところでした。

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この市電には山側にこんな車両が連結されています。

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自転車を固定して運ぶものです。この路線は車内がかなり狭いので持って入ることができないのです(普通の市電や地下鉄はラッシュを除いて自転車を乗せてよい)。

先ほどのぼってきたマリーエン広場へ下っていきます。

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その後の線路を見てください。

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歯車式~

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それだけ傾斜がきついということです。
今回は行きませんでしたが、この Zacke ツァッケという愛称で呼ばれる市電からはなかなかよい景色が楽しめます。
乗って上まで行って、ぶらぶら歩いてくるとか、よいものです。

市電を見送って、そこから伸びる Liststraße リスト通りをちょっとだけ歩いてみます。

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ちょっとお洒落な住宅街になっていまして、生活に密着したお店などが点在、その合間にはフリーランスの若者たちのシェアオフィスみたいなものが隠れていたりします。
これはそういうオフィスの共同スペース。楽しそうですね。

18

床もさりげなくよい雰囲気だと思いませんか。第二次世界大戦の爆撃を生き延びた建物が残っているのもこの地区の特徴で、それが今の世代に受けているんだと思います。

こちらも素敵ですね。

19

外にも休憩スペース。

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建物もデザインの面白いものが見つかります。

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私は詳しくありませんが、Jugendstil アールデコ様式でしょうか。

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ここはカッコイイ50代半ばかな?の女性が自分でミシンを踏んで色々な布物を作って売っている店。生地やリボンなどもお洒落なものが手に入ります。

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近くには素敵なカフェもありますので、のんびり散歩して、ちょっとプレゼントを買って、お茶を飲んで、に最適な地区(Lehenviertel レーエン地区といいます)です。

24

今回の地図はこちら。

25

北から南へのぼって、ブルーの線の市電10番に出会って、東へぷらぷらしました。

次はまた全く性格の違う階段を訪れます。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました♡



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 シュトゥットガルト階段巡り ~これまでの履歴

001番 Else-Kienle-Staffel エルゼ・キーンレ階段
002番 St. Nikolaus ザンクト・ニコラウス教会へ続く階段(正式名称なし)
003番 Oskar-Schindler-Weg オスカー・シンドラー通りの階段
004番 Mozartplatz モーツァルト広場への階段(正式名称なし)

005番 Mozartplatz Heusteigstraße ホイシュタイク通りから下りる階段(正式名称なし)
006番 Hirschbuckentreppe ヒルシュ・ブッケル階段
007番 Liststaffel リスト階段←この記事


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さてさて気ままに続けます、シュトゥットガルト階段巡り。
というか階段、どこにでもあってよく通ることになるので、あとは記事にするだけ。
今回も用事の途中偶然通りかかった階段です。

01

その用事というのはこちら。ヘーゲルの生家。今はヘーゲルの博物館になっています。

02

なんでそんなところに用事があったかというと、こちら。

03

つい先ほどUPした記事に書きましたように、俳句のお題が「ながし」という梅雨のじめっとした風。それでなぜかピンとつながったのが、この帽子で。でも実際に見たことがなかったので、スキマ時間を利用して見てきたのです。
で、この博物館、とても小さいのですが私にとっては意外に興味深くて結局長居してしまい、やばい、帰らなきゃと歩き始めたら、これのそばを通ったんです。

04

これまで百万回は見たかと思う階段なんですが、う、これも私の定義する階段っちゃあ階段だな。公道と公道を結んでいるのだから。全然綺麗でも可愛くもないから気にもしてないし、ましてや写真なんか撮るわけはないけど、きちんと記録しておかねば。

05

っていうか、写真も撮ってみるもんですねえ。家に帰ってPCで開いたら、この階段に名前がついてました。知らんかった。
シュトゥットガルトで有名な「Staffel」とか「Stäffele」とかいう道特有の名前ではなく、建物に付属したりする普通の階段「Treppe」という単語ではありますが、わたし的定義にはちゃんと合うので見逃すわけにはまいりません。

で、急いでいたのですが、とりあえず下ります。

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振り返るとこんな感じ。こうしてみると意外に悪くない。

07

もちろん自転車・ベビーカー用レーンもあります。

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下りてきました。にょきっと立っているのは、この辺りは地下鉄も走っているしその通風孔かな。

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そういえばこの北にもうひとつ似たような階段がある。それも思い出したのですが、今回は時間切れ。
またの機会にして戻ってきました。

地図はこちら。

11

Eberhardstraße エーバーハルト通り(きっと昔はここが城壁になってたんじゃないかな?そんな形です。違ったらすみません)から Hirschstraße ヒルシュ通りへ向けて下りる高低差に作られている階段です。

ということで、今回はあまりにもそっけない階段巡りでしたので、その時に買って帰ったおまけの菓子パンの写真をどうぞ。プディング味のフィリング、大好物です。

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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました♡



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002番 St. Nikolaus ザンクト・ニコラウス教会へ続く階段(正式名称なし)
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004番 Mozartplatz モーツァルト広場への階段(正式名称なし)

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さて前回の公園横の階段を下りてきた続きです。
広場の角をひとつ下がってきたところが Heusteigstraße ホイシュタイク通り。

01

少し進んだところにあるこちらの建物の向かいが今回の階段です。

02

張りだしたバイク置き場の横が階段になっています。

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下りてみます。

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うん?なんか落ちてる。

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え。

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どういう状況。
まだまだ履けそうないい靴ですし、ゴミとは思えません。酔っぱらって帰宅途中に脱いじゃったのか。

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オブジェ感。

08

おかげで靴ばっかり見ながら下りてきて、振り返るとこんな感じ。

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下りてきたのは向かって左の階段。右にも平行して同じ階段があります。
こういう作り、結構あります。用途から考えれば1本で十分だと思うのですが、なんというか、作りたくなっちゃうのかな。
ということで、今度は向かって右の階段を引き返します。

10

靴に気をとられていて、ちゃんと見ていなかった部分。バイク置き場の真下、張りだしている部分は変電設備でした。グラフィティに埋もれてはいるけど。
あとで確認したら、この部分は上の道が一番山型に盛り上がって高くなっていて、下の道が逆に谷型に低くなっていました。つまり、ちょうど一番高低差が大きな部分が坂道ではなく階段に、そしてすっぽり変電設備のハコが収まっている、という構図。なるほどねー

再び上まで。

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バイクに隠れて、草に覆われたような自転車なども。

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チェーンがしっかりかかっているし、お尻の部分にカバーもかかっているけど、かなり時間は経ってそう。持ち主に何かあったのかなー。

13

さ。もう一度下ります。というか、用事はあっちなので、引き返している場合ではない。

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下りてきた道、直角に交わる道は Sophienstraße ソフィー通り。家のドアはそれぞれ個性があっていくら見ても飽きない。

15

中庭がたくさんあるのも愉しい。入ると別世界が広がっているのだけど、キリがない。

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といいつつ、向かいの方は抗いがたい空気があってちらっと入ってしまったけど。

17

地味だけど、こんなモスグリーン色の装飾も大好きです。

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下りてきた階段をもう一度振り返ります。

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変電設備、うまいこと隠れてる。

ということで、直進すると国道14号線に出ます。

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何せ谷に作られた狭い狭い街ですので、通りごとに違った風景があって、もちろん坂道や階段、そしていつかここでもご紹介しますが、ワイン畑が街中まで張りだしてきていたりして、そんなすべてをひっくるめて、私がこの街を愛する所以です♡

最後に、前回の004番と、005番の地図を。

21

「004」を最初は右に書いたのですが、そこにはまた別の階段があることに気づき、上に書きなおしました。
まだまだまだまだ、気の遠くなるほどあります。階段。

ということで、また次回。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました♡


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さて前回オスカー・シンドラー通りの階段を下りてきて出てきたのが Olgastraße オルガ通りだったのですが、それを少し下っていったところが今回のスタート。

01

木の柵の手前、左側が入り口です。車止めの石がなかなかよい間隔。よい感覚。

02

またまたちっこい階段です。名前はありません。

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でもちゃんとベビーカー用のレーンがついています。
押してみるとわかりますが、ガイドとガイドの間の階段のところが、自分の足の辿るところです。
いつか押している人がいたら、写真を撮らせていただきますね。

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どれだけ小さくても、踊り場は有効活用というのがシュトゥットガルトの階段のポリシーなのか?
ここにも小さな木戸がついています。入ってみます。

05

公園です♪ どんな遊具があるか見るために、突っ切ってみます。

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定番のぶらんこ。

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その奥が、水道というか、井戸というか。

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ここはハンドルを回して水が出る仕組みですが、以前の日本の井戸のように、バーを上げ下げするタイプのものもあります。これがある公園、たくさんあります。

こちらは回るやつです。

09

日本では回るやつは球形になってましたよね。なんていうんだっけと思ったら、グローブジャングルっていうんですね。知らんかったー。
そのグローブジャングルは中に入ればまあまあ守られている感はあるかもしれませんが、こっちは剥き出し状態。思いっきり回す子がいれば吹き飛ばされ状態です。が、あんまりトラブルになってるのを見たことはない。

10

こちらはクライミングですね。これはちょっと珍しいかも。他の公園では見たことがありません。

11

あちらとこちらで糸電話みたいに話すやつ。でもあんまり聞こえなかった(笑)

と、ちょうどオルガ通りに沿うように公園を突っ切ったところで反対側の出口がありましたので、出てみます。

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ここに座れば、ちょうど観客席のようになる階段ですね。

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この写真ではよくわからないかもしれませんが、この公園はちょうど三角地帯のような場所に作られています。右側をオルガ通りが通っていて、それとちょうど合流するのが、ここに見えている通りです。
「観客席」を下りてみます。

14

振り返るとこんな感じです。
そしてここがモーツァルト広場です。

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新緑が気持ちいい。

17

どこの町にもモーツァルトと命名された広場や通りがあるので、きっとここもそんな感じでしょう。モーツァルトが立ち寄ったと聞いたことはありません。

18

卓球台があります。

19

卓球台は街じゅうに結構な数あります。週末になると結構いい年の若者が遊んでいたりします。マイラケットとマイピンポンを持ってくればいつでも遊べるというのは結構楽しい。

最初の階段に下から戻ろうと思っていたのですが、手前にこんなのが。

20

公園への入り口はみっつあるのですね。最初の木戸、そこから公園を横切った(あるいは縦切った)先の観客席へ出る戸、そしてモーツァルト広場から登るこちら。
行ってみます。

21

お。高低差を利用したすべり台が隠れてました。

もとのところに戻ったら、こちらも見逃していたことに気づきました。

22

これも定番遊具ですね。前後にゆれゆれ揺れます。幼児用です。

さて、では最初入ってきた木戸からもう一度出ます。

23

階段の後半は、バーのテラスを見ながら下ります。

24

下りてきました。

25

振り返るとこんな感じです。

26

目の前には別のレストランもあります。ここでオッソブッコを食べて美味しくてぶったまげたことあります。

27

この角を曲がって、次の階段へいくのですが、その様子は次回。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました♡

28


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さて今回は、Etzelstraße エッツェル通りから下りるこの階段です。

02

Oskar-Schindler-Weg オスカー・シンドラー通りです。

01

そうです。映画『シンドラーのリスト』のシンドラーにちなんで名づけられた通りです。
さっと調べてみましたが、特にシンドラーの出身地でもなければ、滞在したこともなさそう。
ただ、この道が命名されたらしい2009年の前年は生誕100年だったようなので、その関係かもしれないし、シンドラーのトランク(リストじゃなくて)という、ユダヤ人労働者のための食費を細かく記録したものが入っていた鞄が見つかった時、シュトゥットガルト新聞の記者2名がその保存に奔走したということが載っていましたので、そんな関係かもしれません。
当時副市長のひとりだった緑の党のKlaus-Peter Murawskiという方も推薦されたとか。

あともうひとつ。Weg=Way=小さな通り、とあるのに、階段~~
なんでOskar-Schindler-Staffel=階段、あるいは Oskar-Schindler-Stäffele=小階段にしなかったのかな?不明です。

とにかく下りてみます。

03

踊り場まで来て振り返るとこんな感じ。小さな階段だけど緑が多くてよい。

04

踊場には例の如くまた扉が。

05


06

なかなかよろしい感じの石段です。
草刈りはしてありそうなので、使っているのかもしれませんね。

さらに下りてゆくと、こんな花もありました。ヤグルマギク(ヤグルマソウ)的な?

07

下りてきました。

08

下りてすぐの家には、仏教センターと銘打ったものが。

09

この旗の感じはチベット仏教か。
ホームページを見てみると、センターを運営しているのはドイツ人夫婦で、その師匠はLama Jampa Thayeという人、これまたイギリス人のよう。
とにかくここでこの人の講演を聞いたり、瞑想したりするようです。
チベットのことは日本よりもこちらの方がよく耳にするような気もします。

というのは置いといて。
これで道は終わり。

10

出てきた通りは Alexanderstraße アレクサンダー通り。

11

これで終わりかと思ったら、あれ、前を歩いていたおっちゃん、写真の左下の方へさらに消えてった。

ここか。

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歩行者限定。プライベートの駐車場に入るならそこまで車もOK。
ということで、進みます。

おー、階段!
おー、さっきのおっちゃん!

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自転車やベビーカー用のレーンもついた、立派な通り抜け階段でした。

14

で、抜けてきたのがこちら。

15

特にさっきと同様の看板以外何の表示もないし、厳密に言えばこれはオスカー・シンドラー通りには含まれないんだろうな。

出てきたのは Olgastraße オルガ通り。

16

なかなか堂々とした建物がありますねー。
この一帯、昔は売春地帯だったと聞いてはいますが。

17

地元で人気のケバブ屋さんもあります。行列がすごくて買う気にはなれませんでした~

18


最後にこちらが今回の階段とルートです。

19

ではではまた。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました♡



月の道の
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さて、第1回のエルゼ・キーンレ階段を上りきったところからの続きです。

Landhausstraße ラントハウス・シュトラーセという通りを右方向に行くと、名前はついていないけれど、ある教会を回り込むように別の階段があってまた下りられるということで、そちらへ向かいます。

01

ベンチは万国共通こういう落書きになるんだろうか~

02

先に進むと、なるほどここは幼稚園みたいです。

03

見えていた自転車も、前に子供を複数乗せる仕様?安定性はどうなんだろうと思いますが、きっと大丈夫なのね。

04

お。この子はちゃんと年号を入れてくれている。2013年にみんなで絵を描いたのね。

05

黒でシックに決めたかった子たちもいる。

06

ととと。さっきの手書きのものは庭への入り口だったようで、ちゃんとしたこんな立派な入り口が。
聖ニコラウス幼稚園。

07

こういう傾斜地に作る建物は、上部の階に入り口があることもよくあります。
それにしても立派だな。

08

で、下へ降りる階段を探してもう少し先へ進んだのですが、どうやら見落とした様子。
もう一度この幼稚園まで戻ったら、あ、ここか。

09a

私有地にある階段なのですね。
でも大丈夫。「私道。冬の除雪はしないので個人の責任で入る事」という看板。こう書いてある時は入ってよいのです。立ち入り禁止はそう書いてある。

09b

入って左にも私有地とありますが、教会訪問者用アクセスと添え書きがありますので、大丈夫です。きっと教会の敷地。

10

下りてゆきます。

11

先ほどの幼稚園の園庭ですね。

12

振り返るとこんな感じ。

13

左折します。

14

そして右折してまた下りてゆきます。

15

お。これがその教会か。

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下りてきました。

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で、振り返ると、どーん。

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カトリックのSt. Nikolaus、ザンクト・ニコラウス、聖ニコラウス教会とのこと。

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カトリックの教会は必ず開いています。ドイツではそれほど見かけませんが、毎日お祈りに来る人などがあるからです。私たちプロテスタントの信心は薄いので(笑)開いていないことの方が多いのと対照的です(プロテスタントはドイツ語ではevangelisch エヴァンゲーリッシュと言い、日本基督教団みたいな感じです)。
ということで、入り口はこちら、という貼り紙に従って入ってみます。

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おお。なかなか好ましい。帰ってから調べたところによると、19世紀末に建てられた教会だそうです。

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これは子供礼拝のコーナーかな。あるいはKommunionのコーナーか。コムニオーン。うーん。日本語は知らない。今見てみたら宗派によってまたいろいろあるそうですが、一般的なカトリックで、一般的に私が知っている子たちがやっているのは、8歳か9歳の頃の儀式のこと。その前にある一定の準備期間があるはず。プロテスタントにはKonfirmation コンフィルマツィオーンというのがありますが、これはもう少し年齢があがって、13歳~14歳に1年ほど「授業」を受けたり色んな奉仕をしてから儀式をします。
ということで、これはそんな勉強のコーナーかなーとも。

祭壇もシンプルでいい。
ゴテゴテしたのは苦手です。

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祭壇を背に、入り口を振り返ると定位置にパイプオルガン。

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後で調べるとシュトゥットガルト・国際オルガンフェスティバルというのはここで開催されるそうで、インターナショナルなゲスト奏者を呼ぶそうです。戦後の、それほど古いオルガンではないけれど、いい音がするのかもしれません。

プロテスタントにはない、懺悔室。

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ここを定位置としている教会員がいる様子。

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聖アントニオの祭壇。百合が素敵です。

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こういうろうそくは、買えるようになっています。というか、置いてあるのをとって、自分で所定の献金箱に料金を入れるのですが、私は会堂を見させていただいたお礼の代わりにかならず献金することにしています。

カトリックですので、もちろんマリアの祭壇もあります。

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ここにひざまずいてお祈りをするのです。
この膝置き。並んでいる長椅子にも必ずありますが、私たち不信心なプロテスタントは、平気で足を乗せたりします。でもこちらに来て、南ヨーロッパでひざまずいて真剣にお祈りする人たちを見てから、二度とやらないようになりました。
また私たちは十字を切ることはありませんが、切った方がいいかなと思う時はやります。神社に行ったら神社の流儀で、お寺はお寺。仏壇に手を合わせる時は伯父や伯母の見よう見まねで。イスラム教の聖堂に入る時は失礼にならない格好で。他の宗教を尊重することで、神様が怒るようなら、そんな神は捨ててしまえと私は思います。

ということで、マリア様には大きなろうそくを。さらに少し多めの額を献金箱へ。

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窓はシンプルで地味ながら素敵なステンドガラスが。

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私のコンパクトカメラと携帯ではどう撮っても繊細な色は出ませんが、くすんだ桃色と黄色が美しく。

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教会堂内部の側壁にはイエスの受難のシーンを絵画などの美術品で表すのが定番です。この教会はこんな感じです。

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ということで、少しゆっくりして、小さなお祈りもしてから出てきました。
Werastraße ヴェーラ・シュトラーセという通りです。

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先日句友に教えてもらった桐の花もありました。

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ということで、今回は、聖ニコラウス教会へのアクセス階段の様子でした。
このように私有地にある階段でも、一般の立ち入りが許されているものは巡る対象にしようと思います。それこそ一般の家や建物の敷地内にもこの町の傾斜ゆえ無数に階段があるわけですが、それはもちろん対象外。公道と公道の間を繋いでいて、市民が通り抜けているものだけをピックアップしたいと思います。

さんぽの最後は、おいしそうなお肉屋さんがあったのでお昼のお惣菜のテイクアウト。

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家に帰って、家族とわけっこ。

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ドイツ風ポテトサラダはマヨネーズは使っていません。日本のポテサラも大好きですが、この酸味の効いたドイツのポテトサラダも、特に自家製のものはとても美味しいです。
鶏のロースト、レーバーケーゼ、そしてドイツ風ハンバーグ、どれも久々でしたが、なかなか美味しかったです♪

最後にこちらが前回の第001番と今回の第002番の地図です。
(すみません、1という数字の書き方がドイツ風になっちゃってます。7じゃありません。1です)

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ではではこれで。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました♡



月の道の
 シュトゥットガルト階段巡り ~これまでの履歴

001番 Else-Kienle-Staffel エルゼ・キーンレ階段
002番 St. Nikolaus ザンクト・ニコラウス教会へ続く階段(正式名称なし)←この記事




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 生活の様子、句友の方々とのコミュニケーションなど

俳句をきっかけに始めたTwitterですが、それだけではなくていろんなマニアな方々のつぶやきを日々楽しく見ております。

ごく最近は、全国の階段巡りをしていらっしゃる方(@kaidanmeguri)も見つけて、おーっと。

で、

ふと。

あ、そっか。階段ならうちの町にもたくさんある。。。
というか、地形のせいで階段だらけ。
道や広場の名前が住所にも使われるドイツですが、わが街は階段にもれっきとした名前がついている!

さっそく町発行の最新版の地図を買ってきました。

20190425_171726

シュトゥットガルトの階段は、Staffel シュタッフェル、あるいはStäffele シュテッフェレ(シュタッフェルよりちょっと小さいイメージ)とよばれます。
そこで索引で名前のついているものを調べてみたら、計54個。それを地図にマークし直してみたらほほーっ 結構ある。
名前のついていない階段もたくさんあって、その数何百とも言われています。
日本いいないいな、だけじゃなくて、ここに住んでいる間にここのことをちゃんと見ておかなくては。自分で調べて自分の足で歩いて回れば、たくさんの発見があるはず!
この町に住んでそろそろ20年近くになりますが、決まった階段以外は知りません。
いや、全然降りたことのない地区がほとんど。
あと5年ぐらいで引き上げる予定なので、とりあえずどこかへ出かける時は近くの階段を見て回って記録をとっておければいいなと思って、こちらにまとめることにしました。

と、ずいぶん前に思っていたのですが、仕事の関係やら体調やらでなかなか出ることができず。
今日は久しぶりのお休みで少し体力も持ちそうだったので、用事の場所へ行く前に途中下車してきました。

ということで、記念すべき第1回は Else-Kienle-Staffel エルゼ・キーンレ階段です。

01

エルゼ・キーンレというのは女性の名前。人の名前がついている階段も多いのです。
ただ、エルゼ・キーンレって誰?全く知らない。
小さな看板には1900年生まれ、1970年没の女医さんだったと書かれています。。
家に帰ってから調べましたがかなりすごい人生を送られたお医者さん。ドイツで最初の女医さんのひとりだそう。ニューヨークで亡くなったそうです。その人生を語るのはまた大変なことになるのでやめますが、そんな人がいたということを知るだけでもなかなか面白いさんぽ企画かも。
それにそれに、命名されたのはついこの間。2016年のことだそう。それまでは名前のない、「ただの」階段だったということ。ほら、ほら、無数にあるんだって、この町にはこういう階段が。
命名時にCDU党が推したライバル候補は、Paula Gassner パウラ・ガスナーという女性伝道師だったそうです。この方のことももちろん知らなかったのでちょっと調べてみたら、これまたなんというかいわくつきな感じが興味深い。ガスナーさん案が負けた時、命名できる別の階段があるかどうかこれから検討していくという新聞記事を読みましたが、3年経って発行された手元の地図にはその形跡がないので、きっとそのままお蔵入りなのかも。

などなど脱線しつつ、肝心の階段は。

02

うぐ。
記念すべき第1回の階段がこれか。むむむ。落書きだらけ。
わかりやすい情緒はとりあえずまだ見えないが、行ってみる。

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おー。落書きだけど結構すごいなあ。

04

こちらはちょっとすごすぎて怖い。

一時期街を二分して大騒動になった中央駅の地下化(および長距離路線そのものを大幅に変更する大工事。着工してもう数年。今後何年かかるかわからない)、今でも反対する人はたくさんいて、そんなステッカーも。

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というなかなかディープな、ちょっと下町といえば下町の地区にある階段です。

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最初の何段かを登って振り返るとこんな感じ。人の歩いている向うに地下鉄の Stöckach シュテッカッハという駅があります。

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で、階段はさらに続きます。

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登ります。

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左へ曲がってさらに続きます。

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この茶色い箱は滑り止めの砂を入れるためのものだと思いますが、開けてみたらゴミだらけでした~~

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Mさんがあなたを好きだそうです。

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さらに登ると

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正面に金網でできた扉が。

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どなたかの庭かな~。庭、というか庭として土地だけ持ってるとか借りるとかよくあるので、そんなのかもしれません。

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右に曲がると、道が続いていますが、その奥にも階段が。
我が街あるある、ここまでかなーと思ったら必ずまた階段。

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それにしてもまあまあ気持ちのいい道です。

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新緑~

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鳥もずーっと鳴いていました。

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振り返るとこんな感じ。

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さ、最後の階段。

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これを抜ければ

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車道に出ました。Landhausstraße ラントハウス・シュトラーセという通りです。

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これが今抜けてきた階段。
トトロのトンネルかよ。

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女医さんの名前もほぼほぼ隠れています。

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という、小さな小さな階段さんぽ。
こういうのをあちこちでやろうと思います(*´˘`*)♡

さ。下りる。
けど、おんなじ道は嫌だなあ、と地図を見てみたら・・・
あ。
名前はついていないけど、これ、階段っぽい。
というのが、すぐ先に。
ということで、名無しの階段を下りることになるのですが、それは次回~

体調に合わせて気ままに更新するので、(俳句同様)気長にお付き合いください♡


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おはようございます。

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今日で娘のダンスワークショップは終わり。
明日からあと数日、南仏を楽しんでから帰ります。

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今日はお昼休みぐらいしか時間がなかったので、遠出はせず、近くのお城の公園でのんびり。

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あまり期待していなかったのですが、町もかわいく、レストランの質もよさそうで一気にテンションUP!

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野菜の肉詰め、おいしかった~
公園ではいちじくの実も見つけたし、小さな小さな、おばさんがひとりでやっているようなジャムのお店で買い物もできたし、満足。

そしてもちろん娘の勇気に。
フランス語一切しゃべれない、知り合い一切いないところへ自分から飛び込んでいった勇気。
ダンスそのものの成長、そして日頃の頑張りに。

とっても嬉しい一日でした。

おはようございます。

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今日は、カンヌから見える島に渡ってみました。

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鉄仮面が幽閉されていたところ?
よくわかりませんが、とってもきれいで散歩が気持ちいいところでした。

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途中でちょっとウトウト~

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お花も木の実も楽しい。

そうそう、渡るときには、昨日登った山も見えました。

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食事はまたまたいい加減。

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午前中は主人が仕事をしなくてはいけなかったので、私は俳句の時間に。
夜はスーパーでオーガニックの化粧品を見つけたので、パックを試してみました。
なかなかよい感じ♡

おはようございます。

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今日は、赤い火山岩のビーチから488mの山までハイキング!

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というか、ほぼ登山~。
暑いのなんのって。
でも、きっともうここまで来る機会はないだろうなあと思って。
かなり苛酷な環境ですが、お花や木の実との出会いも♡

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私のコンパクトカメラでは写せないものもありました。
こういう名も知らぬ花を見るのが一番好きです。

ごはんはめちゃくちゃいい加減。

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食べるタイミングを思いっきり逃してしまいました。
なんで南仏に来てサブウェイを食べないかんのだと思いましたが、食べ始めたら、カラダは炭水化物を求めていたらしい~

穴埋めの最後の映像は、ヤシの木の花を撮りたい!の図。
白いお花がそうなのですが・・・
毎日通り過ぎるお庭に咲いているけれど、いつも急いでいるので停まってくれと言えないでいます。
ここを離れるまでに、一時停車してもらえるかなあああ

おはようございます。

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今朝行ったのは、香水の町。
あちこちからシューっと霧吹きのように噴き出す水には、匂いがついているような?
町そのものも雰囲気がありました。

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帰る途中にちょっと寄った村は、イギリスからの観光の方がたくさん。
日本やドイツのガイドブックには載っていなかったのですけど、イギリスでは有名なのかな?

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いちじく、木からもいでGET。
(ヒトの家の木ではない)
あと数日先で完熟ぐらいだったけど、十分においしいっ!
ランチのベトナム風チキンサラダもとっても美味で満足でした。

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おはようございます。

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今日の午後は、岬めぐり。

みさきぃ~めぐりのぉぉ~バスはぁ~~走るぅ~~♪

・・・ではなく。
岬をよっとこやっとこ徒歩で歩いて周りました。

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私は泳ぐより、その方が楽しい。
サボテンの実は食べられるんですよねー。
食べたことあったかな?
なかった気がする。
今度挑戦してみなくては。

午前中に訪れた村は少し寂れた印象。
陶器と美術館が有名なところなんですけれど、なにかどこかウラブレテいる。
猫ちゃんたちは可愛かったけど♪

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お食事はこちら。

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小さなサラダ。
緑は隠れちゃうほどしか入っていませんが、一応追加で頼んでいます。
だって野菜がほとんどとれない!
鶏肉は食べ始めてから、あ、写真、と気づきました。
胸肉を柔らかくグリルしてありました。

明日はどんなゴハンに出会えるかな~* ゚ + 。・゚・。

おはようございます。

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コートダジュールにも実りの秋が訪れております。

今朝はこんな人の美術館へ。

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今滞在しているところはどこも海沿いなのですが、海の写真は、ホラ、例の写真俳句の今年の分に使うかもと思ってしまって、なかなかUPできません(*'ω'*)
前回、ビギナーズラックの佳作をGETしているので、妙に欲が出る(笑)

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午後は、海から少し離れ、山の上にある村へ立ち寄りました。
徒歩の場合は、急勾配の坂+階段をあがります。
ルノアールの家があるとかですが、あまり好きじゃないのでパス。
景色とゴハンだけ楽しんで終わり。
木陰で気持ちいいレストランでしたが、味は昨日のカンヌの方が数段上だったなー。

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いちじくのジャムもパチリ。
主人がお世話になっている事務所の方に、と買ったのだけれど、ひと瓶は自分用。
だって、いちじく大好きLOVE~~♡
ドイツは寒いからか、ほとんどなくて悲しい。
去年四国に行った時には、スーパーでパックを買って、ひとりでもぐもぐ食べてました♪

おはようございます。

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引き続き、暑いところに滞在中。
最後の女性の後ろ姿になぜか魅かれる~~

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今日は、一番近い有名な町へ。
みなさん、お金持ちですなあ。

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食事も充実。
地中海料理がおいしいっ♡

おはようございます。

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今日はたくさんねこちゃんを見かけました。
可愛いぞお♡
ドイツでウロウロしている猫がほとんどいないのは、やっぱり寒いからだろうなあ。

今日、用事の合間に出かけたのも、ある小さな村。

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アトリエがたくさんある村。
路地を歩くのが楽しくて。

食事はヒドイ。

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明日は少しゆっくりできるので、レッツ野菜食む食む!

おはようございます。

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用事も兼ねて、ちょっと別の場所に来ています。
今日はとりあえず到着して、ちょっとだけ近くの村に散歩に。

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可愛いなあ~
ガラス工芸がある村で、そんな様子もいずれ改めて紹介できるかな?

食事はほかにもちょこちょこつまんでるけれど~

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ということで、非日常の毎日のはじまりはじまり~


瀬戸内・松山写真俳句の募集案内に、「写真で記録、俳句で記憶」「旅先からの絵葉書にひと言添えるように、写真に5・7・5の俳句を詠んでみましょう」 とありました。
2016年末のローマ旅行の記憶を、気軽な気持ちで俳句にして残してみようと思います。

。* ゚ + 。・゚・。・*。* ゚ + 。・゚・。・*。* ゚ + 。・゚・。・*。* ゚ + 。・゚・。・*。* ゚ + 。・゚・。・*。* ゚ + 。・゚・。・*



 ◆天上の氷は紺に光るらし
      月の道

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瀬戸内・松山写真俳句の募集案内に、「写真で記録、俳句で記憶」「旅先からの絵葉書にひと言添えるように、写真に5・7・5の俳句を詠んでみましょう」 とありました。
2016年末のローマ旅行の記憶を、気軽な気持ちで俳句にして残してみようと思います。

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 ◆七丘冴ゆる朝バチカンへ光満つ
      月の道

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